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テーマ:ワイン大好き!(30388)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、 NTTデータ、富士通、NEC、 日立製作所、構造計画研究所、東芝ソリューション、 日本ユニシス、沖電気工業、TIS, の、コンピュータ・システム開発会社9社は、 9月18日、情報システム設計図の書式統一 に向けたガイドラインを発表したという。 2006年4月に6社が書式統一に向けた検討会 を発足したのを機に検討を進めてきたという。 システム設計の初期段階で顧客が理解できるようにするため、 わかりやすい設計図に統一するように、業界各社に促すという。 システムの詳細な機能や情報処理の流れを 顧客に文書で説明する際に使用する「外部設計書」で 書式統一ガイドラインを策定したという。 システムの全体構成を系統図で示したり、 情報処理の流れをフローチャートで わかりやすく説明したりすることを提唱しているという。 検討会参加各社は、今年末から順次、 自社のシステム設計時に策定ガイドラインを採用するという。 これまで、情報システム設計の構造 (コンピュータ・アーキテクチュア)は、 視覚的に分かりにくい為に、ブラック・ボックス化 された部分の集積になっていたと考えられる。 すなわち、言語で言えば、 それぞれの情報システムが、 お互いに文法の分からない言語で話しているような状況で、 異なった情報システム開発会社や開発主体が 共同で作業をするのに適した状況ではなかった と考えられる。 インターネットは、コンピュータ言語の文法の簡略化や 共通化により、異なる開発主体間のコミュニケーションを 実現することにより、急速に世界的に発展出来た 希有な例であるかもしれない。 このような、コンピュータ・アーキテクチュアの 構造化が進むことにより、多くの開発主体による 同時作業による開発や、コミュニケーションが用意になり、 顧客と開発主体とのコミュニケーションに留まらず、 システム設計の公開入札や、緊急時の他設計主体による対応、 グローバルなシステムの展開による高次元なシステムの急速な構築 など、様々な展開が可能と成るであろう。 この分かりやすい情報システムの設計図は、 メタ・アーキテクチュアとして機能し、 日本国内に留まらず、グローバルなシステムの展開の 礎となることが期待できよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 20, 2007 12:36:13 AM
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