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テーマ:ワイン大好き!(30343)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、
1965年にインテルの創業者のひとりである ゴードン・ムーア氏が発表した 半導体の集積度が約2年ごとに倍増する という「ムーアの法則」の持続が 「今後10年から15年程度で限界になる」との 見通しを示したという。 これまで、技術者が大きな課題を何度も 乗り越えてきたことにより、 半導体業界の成長が持続してきたという。 ムーアの法則は、半導体を土台にした IT(情報技術)業界全体の将来像を しめしてきたという。 ムーア氏は 「電子技術には原理的に超えられない限界 がある」と約40年前に発表した法則の終わりを 冷静に予言したと言う。 半導体技術は、 「当時は1個68セントが限界と言われた トランジスタの価格を、 10ピコ(ピコは1兆分の1)まで下がった」 ということであった。 半導体が高密度になりすぎると、 電子の運動がネックになり、 配列のエントロピーである情報のエントロピーと 物質のエントロピーが同種のものではないか と考えられる様な事態になる。 これが、電子技術の原理的限界であるように 考えられる。 一方で、生命の技術を利用した バイオ・コンピュータのシステムの開発が進み、 半導体の情報処理とは異なった処理システムが 構築され、「第2のムーアの法則」 の時代が来ることも、期待される。 半導体の情報処理が限界に来たというのは、 半導体が真空管に取って代わることに成ったような、 技術の入れ替わりをへて、 全く違った高次の技術が 発展するきっかけとなるものであるとも 考えられないであろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 21, 2007 07:52:02 PM
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