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テーマ:ワイン大好き!(30388)
カテゴリ:新技術
日経新聞によれば、 ゼネコン大手が土壌浄化事業を相次ぎ強化するという。 竹中工務店は、2009年初めを目処に PCBなどで汚染された土壌を対象に 同事業を開始するという。 清水建設は新型装置の導入で土壌処理の短期間、 低コスト化を進め受注を増やすという。 企業の保有地売却などに伴う土地取引の活発化や 規制強化を受けて土壌浄化の需要は拡大する見通しという。 同事業での取引を通じて建物の建設工事の受注拡大に つなげる狙いもあるという。 竹中工務店は子会社の竹中土木と共同で、 土壌浄化の実験設備を北九州市に設置したという。 PCBやダイオキシン類を減圧状態で摂氏600度程度に 加熱し無害化する設備で、処理能力は1日50トンという。 当面は無料で汚染した土壌を引き受けて性能の検証などを 進めるという。 2009年に場所を移して有料化する計画で、 20億円弱を投資して処理能力も2倍に拡張するというl 5年後にはグループ全体の土壌浄化事業の売り上げ高を 現在の2倍の約200億円に増やすという。 清水建設が今年4月に導入する新型の処理装置は 現地での組み立て機関が半分の2週間で済むという。 顧客の需要に機動的に応じ、期間短縮で低コスト化 も可能になるという。新装置の処理能力は1日40トン と従来とほぼ同等という。 鹿島は全国の支店で、土壌浄化事業の営業担当者に 対する研修会の開催頻度を従来の2倍の月1回に 増やしたという。 大成建設は担当部署の人員を現在の約30人から 2、3年後を目処に40~50人に増やす計画だという。 土壌汚染は、変化の等量である正のエントロピーが 蓄積した状態であり、その状態を改善するには、 負のエントロピーであるエネルギーを注入する必要があり、 まさしく、熱力学第二法則(エントロピーの法則)が 成立している資源・エネルギー・環境問題のモデルである。 今後、土壌汚染にかかわらず、一般的な汚染についても、 同様のシステムで解決してゆく必要がある。 根源的には、エネルギーを投入しなければならないような 汚染を防止することが必要であり、 それにより、資源・エネルギー・環境問題の 一部が解決することになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 24, 2008 02:00:01 AM
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