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テーマ:ワイン大好き!(30343)
カテゴリ:新技術
3月2日の日経新聞によれば、 政府は日本が提唱する「2050年に世界の温暖化ガス の排出を半減する」との長期目標達成に向け、 実現に必要な21の革新技術を盛った計画案をまとめたという。 次世代自動車の普及や革新的な太陽光発電技術を選定、 2005年で262億トンのCO2の排出を 130億トンに減らす工程表となるという。 3月5日に開く甘利経済産業省の有識者会議で、 「クールアース エネルギー革新技術計画」として 正式に決定するという。 2005年の世界のCO2排出量は262億トンであり、 独立行政法人「地球環境産業技術研究機構」によると、 削減技術が普及しないと2050年には580億トン に達する見通しであるという。 2050年に世界のCO2半減するシナリオと 主な革新技術として上げられたものは以下のようである。 1)高効率火力発電とCO2の回収・貯留 2)先進的な原始力発電 3)革新的な太陽光発電 4)産業部門(水素を使う製鉄、ガラスなどの革新素材など) 5)オフィスなど民生部門(燃料電池、省エネIT機器など) 6)次世代自動車(バイオマス、電器自動車など) 7)既存技術の普及(風力発電など) 確かに、エネルギー消費の川上の技術としては そんなものかもしれないが、今から半世紀後の技術としては、 時代遅れの技術のようにみえるのは私だけであろうか。 例えば、都市・建築や 自動車などの駆動部分やIT機器などは、 半世紀後には、植物で出来上がり、光合成で動くとか、 それを、植物の万能細胞で構造、内外装を作るとか、 コンピューターはバイオコンピュータとなり、 ディスプレイ表示や照明はバイオによる発光材料にるなど、 化石燃料・資源は,触媒程度のものには使うかもしれないが、 基本的な構造、動力、スケルトン、内装などが バイオ技術におきかわることなど、 そういうエネルギー回路の末端において、 CO2を可能な限り発生しないようなシステムを デザインすることが、本質的な革新的技術ではないか と考えられる。 すなわち、半世紀後までに、 金属や普通プラスチックなどは、無機的な存在から、 生命を持った有機的存在に変えて行く位の 革新的技術が要求されているように かんがえられないであろうか。 人間がいなくても、2050年の機器等は、 太陽エネルギーによる光合成に準じたことにより、 寿命を全うするまで、育つという考え方が、 地球温暖化防止に必要な技術ではないのであろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 5, 2008 01:04:52 AM
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