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アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

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2006年10月05日
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簡単にいえば、彼らがやっていることは、日本で禁止されていることをアメリカで行い、それを日本に持ち込んだにもかかわらず、自らの行為を正当化しようということだ。


cf:人工授精でさえも医師の倫理問題として大きな議論がなされ、その運用に対してはさまざまな配慮がなされてきた。代理母については、そのような議論がなされていない。成されていないということは、議論により、現行の規範が修正される可能性がないということ。

cf:もし、日本社会が代理母を認めるならば、まず最初に代理母を利用して欲しいのは皇太子殿下ご夫妻である。雅子妃の心痛は余りあるし、金銭を伴わずに自らの肉体を提供する女性が名乗りを上げることは目に見えている。一番合理的に代理母の導入を社会が受け入れられるケースは、天皇家しかあるまい。だが、どう考えてみても、そのような経緯で生まれた子を実子として戸籍に記入することには違和感が残る。ならば、とうてい日本社会が代理母を認めることはない。



日本には、不妊治療や母子問題、臓器移植について、悩む人たちが沢山いて、日本の倫理規定の厳しさに不満を持っている。当該夫婦たちは、彼らが自分たちに寄せる同情が基本的には違うものなのに、それを援用することに羞恥心を持たない。



cf:シロカネジャーナルで、ヨン様のレストランのご近所迷惑を指摘しづづける女性は、近寄ってくる嫌韓国派や右翼たちを拒絶した。



西洋の中世では、魔女裁判というコミュニティーの合意の上によるリンチ(火あぶり)が行われた。
不成仏霊の祟りを恐れる日本ではリンチによる処刑は、遺恨を未来に残すことになるから禁じ手である。だから、日本の近世では、村八分というコミュニティーの合意による異分子への対応が行われた。


当該夫婦の子どもであることは社会から明確であり、すでにさまざまな波紋を呼ぶことは必至である。それを村八分と呼べるものかどうかは分からぬが、すでに社会的影響からは逃れぬことはできぬだろう。
ならば、それでいい。
当該夫婦自ら火あぶりにかかろうとして、裁判を起こすことは日本社会への挑戦である。異端者であろうと、その排除において遺恨を残してはならぬ。それが日本的な伝統であり、精神である。

ことは、法務大臣が言及せねばならぬような事態になっている。ならば、やはり明確な判断を下すべきではなく、恩赦や特赦によって、当該夫婦の要求を受け入れ、事実上の門前払いをすべきなのだ。




追記:
すでに国内には数十件の代理母出産の事例があるという。私には、そのような選択をした関係者が、今回の向井夫婦のアピールを迷惑に思っているに違いないと感じている。
何故なら、彼らは自分が「ズル」をしたことを分かっているのだから…。


他人のズルが認められているのに、自分のズルが認められないとダダをこねる人はサイテーだ。


母性を純粋律に自らを肯定する人たちに煽動されてはならぬ。


個の感情は個の感情にすぎない。


イクラを見て、おいしそうだと思う人もいれば、目をそむける人もいる。そんなものさ。
母性が体験する出産も、男性が体験する射精も、ともに主観的出来事にすぎない。もちろん、決定的に量差があることは否定しないが…。



向井夫婦をそんな袋小路に迷い込ませてしまったテレビマンたちの軽薄…。そして、テレビマネーの恐ろしさを感じている。







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Last updated  2006年11月05日 22時10分54秒
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