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アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

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2006年12月18日
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2006年を総括すれば、

「メディアの時代からP2Pの時代へ…」と変わることを実感させてくれたターニングポイントな年だった。

その理由は、2ちゃんねる情報がマスコミ(テレビ・新聞・雑誌)に伝播することが飛躍的に増えたことにつきる。


となる。
だが、ネットを言論する多くの人たちがそのことに言及していない。P2Pといえば、Winneyのことであって、自然増殖をしつづける匿名掲示板のことではない。

その状況に憂慮する私は、アンケートを実施する。
私の意見に賛成な人も、反対の人も、ぜひとも記入して、コメント欄に書き込んで欲しい。



【ネット者向けアンケート】

1. 2006年冬が、情報インフレの時代だと思いますか?

Yes or No    

2. 情報インフレの時代のあとに、情報デフレの時代がくると思いますか? 

Yes or No  

3. そのときに個が生き抜くためのスキルは何ですか?


4. 情報のコモディティー(日用品)化の時代がくると思いますか? それはどんな世の中ですか?

Yes or No  

5. ITスキルが上がれば、すべての人が情報を発信するようになると思いますか?  

Yes or No  





設問が恣意的なのは分かっています。
このアンケートがエバンジェリストかどうかの踏み絵にもなることを承知しています。
とはいえ、設問の不備も含めて、多くのみなさんに書き込んでもらえると嬉しいです。

すくなくとも、けろやんさん、トリルさんにとっては踏み絵としての意味はないから、ぜひとも書き込んでもらえると嬉しいです。



P2P自画像.gif






インターネットのインテグレートの不備、オーソライズの不備について論じてきたが、それらの機能をするものがまったくないというのではない。WikiPediaはインテグレート機能があるし、2ちゃんねるネタをマスコミが取り上げる現状は、2ちゃんねるがオーソライズ機能を果たしていることになる。

とはいえ、それらがすべての情報について成立しているかといえば、そうではない。

首相官邸の行うタウンミーティングのやらせ問題が発覚したが、エスタブリッシュが自己都合の言論だけを優遇するムーブメントは変わらないようだ。しかし、自己都合の言論だけしか認めない行動指針は、自己都合の言論と心中することだ。政治家がイデオロギーと心中することの非利益を、彼らが感じる時代は早晩やってくるに違いない。

野田聖子氏の蹉跌、平沼議員の男気。それらが日本の政治に何をなしたかといえば、マイナスばかりで、ゴシップでしかないと言わざるを得ない。



何故、政策論争が行われているか考えて欲しい。

政策論争が行われているのは、人的・予算的に圧倒的なスケールを誇る政府の政策が、野党の限られたリソースでつくられた政策よりも優れている可能性が高く、勝ち目があると与党が感じているからである。

もし、与党が勝ち目がないと考えれば、政策論争などせず、相手の愛人問題や金銭問題を追及する。ご子息の芸術家に関連して、石原都知事を共産党が糾弾しているのは、その種の行動である。

それでも尚、何故、民主党がマニュフェストなどといって政策論争を挑んでいるかといえば、寄り合い所帯のため、政策以外に求心力の源泉を見つけられないからである。



ゲームの理論は正しいが、勝ち負けの分かったゲームは始まらないし、負けがはっきりしたとき、ゲームは途中で投げ出される。池田先生が推薦する「行動経済学」は、感情の経済への関与を指摘しているというが、私は感情の問題ではなく、打算の問題だと思っている。もし、感情の問題があるとしても、それは嫉妬ではないか…。とはいえ、嫉妬と打算が対立した場合は、打算が勝利すると思われる。

ハーバーマスの言説に納得かいかないのも、いかなるコミュニティーといえども、完璧に意思統一ができるわけではないからだ。
意思統一ができていたと考えられるコミュニティーにしても、それは結果であって、コミュニティーは動的であり、つねにゲームの途中であると考えている。





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Last updated  2006年12月18日 08時01分02秒
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