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表１ 排尿困難を発症しうる薬剤
| 作用部位 | 種類（または作用機序） | 名称 |
| 中枢神経系 | 麻薬など
中枢性筋弛緩薬
抗精神病薬
抗うつ薬 | モルヒネ塩酸塩、コデインリン酸塩、
オピアト、レペタン
リオレサール
ネオペリドール
メンドン |
| 末梢神経系 | 抗癌剤 | オンコビン、フィルデシン |
| 膀胱 | 頻尿・尿失禁治療薬 | ブラダロン、ポラキス、バップフォー、
デトルシトール、ベシケア、ウリトス・ステーブラ |
（抗コリン作用）
鎮痙薬
消化性潰瘍治療薬
健胃・消化薬
抗不整脈薬
抗アレルギー薬
喘息治療薬
抗精神病薬
抗不安薬
抗うつ薬
パーキンソン病治療薬
抗めまい・メニエール
病薬 |
コリオパン、ブスコパンなど
タガメット
セレキノン
リスモダン、シベノール
ホモクロミン、ハイスタミン、アレルギン
アストフィリン
バルネチール、トロペロン、スピロピタン
セルシン、ホリゾン、グランダキシン
トフラニール、トリプタノール、ノリトレン、
テトラミド
ペントナ、トリモール、アキネトン、
アーテン
セファドール |
（平滑筋直接弛緩作用）
中枢性筋弛緩薬
抗不安薬
抗てんかん薬
気管支拡張薬 |
サンバゾン
セルシン、ホリゾン、グランダキシン、
エリスパン、エリミン
ランドセン
テオドール |
| （機序不明） | エパデール、フロリードF、イスコチン、
ダントリウム |
| 膀胱出口部 | ヒト絨毛性ゴナドトロピン
抗うつ薬
β遮断薬
α刺激作用
パーキンソン病治療薬
食欲抑制薬 |
メインテート、インデラル
エフェドリン、メチエフ、リズミック、
メトリジン
ドパストン、ドプス、ペルマックス
サノレックス |
（薬剤名はすべて商品名）
表２ 頻尿・尿失禁を発症しうる薬剤
| 作用部位 | 種類（または作用機序） | 名称 |
| 中枢神経系 | 抗不安薬
（中枢性）筋弛緩薬
抗癌剤 | エリスパン
サンバゾン、ダントリウム
フトラフール、5‐FU |
| 膀胱 | 抗癌剤の膀胱内注入による直接刺激
アレルギー性膀胱炎 | キロサイド、マイトマイシン、アドリアシン、
ピノルビン、テラルビシン
リザベン、ザジテン |
| 膀胱出口部 | α1遮断薬
尿道平滑筋直接弛緩薬 | ミニプレス、バソメット、カルデナリン、
ハルナールD、エブランチル、フリバス、
ユリーフ
亜硝酸アミル、バイアグラ？ |
（薬剤名はすべて商品名）
表３ 作用機序不明の頻尿・尿失禁を起こしうる薬剤
| 種類（または作用機序） | 名称 |
カルシウム拮抗薬
消炎鎮痛薬
消化性潰瘍治療薬
循環改善薬
利尿作用を有する薬剤
下垂体ホルモン
その他 | アダラート、コニール、ノルバスク
インテバン、ペオン
下垂体性性腺刺激ホルモン、血清性腺刺激ホルモン
高カルシウム血症治療薬
急性白血病治療薬
抗不整脈薬
インターフェロン（α、β）
抗ウイルス薬
抗てんかん薬
| エルシトニン、
ラスカルトン
サンラビン
タンボコール
アラセナ‐A
エクセグラン |
|
（薬剤名はすべて商品名）
表４ 排尿障害治療薬
| １．排出障害に対する治療薬 |
Ａ．膀胱排尿筋に作用する薬剤
・コリン作動薬
・コリンエステラーゼ阻害薬
Ｂ．尿道平滑筋に作用する薬剤
・α１遮断薬
Ｃ．その他の作用機序の薬剤
・抗男性ホルモン剤（前立腺肥大症治療薬） |
ベサコリン
ウブレチド
ミニプレス、バソメット、ハイトラシン、
ハルナールD、エブランチル、フリバス、
ユリーフ
プロスタール、パーセリン、
デポスタット |
| ２．蓄尿障害に対する治療薬 |
Ａ．排尿筋に作用する薬剤
・頻尿・尿失禁治療薬
（抗コリン作用および平滑筋直接作用）
・（三環系）抗うつ薬
Ｂ．横紋筋性括約筋収縮作用薬
Ｃ．交感神経β3受容体刺激薬 |
バップフォー、ポラキス、
ブラダロン、プロ・バンサイン、
デトルシトール、ベシケア、
ウリトス・ステーブラ
トフラニール、トリプタノール
スピロペント
ベタニス |
（薬剤名はすべて商品名）
OAB．JP
↓↓
http://oab.jp/manual/c04.html
