あやしい趣味
日曜、天気がいいのでバイクひっぱり出して今年初の水戸芸術館へこの日もバイクが多いこと。みんな山のある北のほうへ走っていく僕は逆です。皆さんとは反対方向へ向かう水戸はそれなりに街だけど、やっぱりバイクの方が車より早く着く今、水戸芸術館では「リフレクション展」やってます映像の展覧会なんだけど、正直アート系の映像作品って苦手なんですわ作家の自己満足が前面に出てきてしまうような、そういう作品が結構あって映像だけになにやら押し付けがましく感じてしまうわけですアートって絵にしろ立体物にしろそういうところがあるのは当然なんですが映像は時間まで作者側に支配されてしまい、とめどなく情報がこちらに送られてくる一度ネガティブな感情を持ってしまうと、もう頭の中で処理ができなくなってだんだんと辛くなってくるわけですじゃあ、見なきゃよかろうって話なんですが・・・なんなんだろうね、見ちゃうよねこの展覧会の作品にもそういうのがあってしんどいなあと思いながら鑑賞してたのですがいくつかの作品は純粋に心に響くものもありましたその中に、ちょっと毛色が違うけど面白い物がありました例によって、作家の名前とか作品名とかまったく忘れてますトイレを模した個室に入り(っていうかトイレそのもの)便器に腰掛けさまざまな点滅をするLEDが仕込まれたサングラスを目をつぶってかけ連動して妙な音を出すヘッドホンをしその光の点滅がまぶたの裏に作る残像をしばらくぼーっとながめていると脳からなんか出てきちゃうよぉ~ってな作品があって、これにはたちの悪いステキなオチがありますあれは予想してなかったなあ。冷静に考えればそういうのも「ある」と考えることはできたはず。暇な人は、このなんとも言えない「負けた感」を味わってきてください久々にココロ揺さぶられました。ではでは