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DVD「紳竜の研究」の一部を書籍化したのが、本書。
M1を目指す若手芸人への授業という形で、講義が進んでいく。 テレビで、引っ張りだこの島田紳助さんだが、売れ続けるには理由があるというのがよくわかる。 単に努力しているというだけでなく、努力の仕方をとことん考えているのだ。 たとえば、漫才を始めた時に、まずやったのが、「自分だけの教科書作り」 古今の漫才を徹底的に見て、何が面白いのか、繰り返し録音を再生しながら、紙に書きだしていく。 紙に書きだすことで何がオモロイかわかってきたという。 何度も出てくるのが、 結果は、才能×努力できまる。 才能があっても努力の仕方をわかっていないといい結果はでない。 だから努力の仕方を考えろということ この本の中で特に、印象に残ったのは、「X+Yの公式」 Xは、自分の能力。自分は何ができるのか。 Yは、世の中の流れ。これまでどんなことがあって、いまどんな状況で、五年後、十年後、それがどんな風に変わっていくか。 XとYがわからずにどんなに悩んだって無駄な努力である。 まずはじめにやらなければならない事は、XとYをきちんと認識すること。Xは自分にしかわからないのだから、「X+Y」の公式は自分で作らなければならない。 長く売れている人は、それを理解したうえで、Yの変化をとらえながら、Xを少しづつ、変化させる努力をしている。 : : こう読んでくると、この公式は、企業にもそのまま当てはまる公式だと思った。 得意分野に集中し、コアコンピタンスを確立させつつ、時代の変化に対応していく。 才能×努力の件についても 稲盛和夫さんも著書「生き方」のなかで 人生・仕事の結果 = 考え方×熱意×能力 という公式をかかげ、「考え方」はもっとも重要で、なぜなら、考え方次第ではマイナスになってしまこともあるからと言っています。 漫才でも、ビジネスでも成功するための公式って、結構同じなのかもしれない。 ▼ 楽天での検索はこちら ▼ 楽天 検索キーワード 「自己プロデュース力」 「生き方」 ▼ ステーショナリーファインダーTOP ▼ カテゴリ別記事検索はTOPページへ ステーショナリーファインダーホームページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2010.11.24 23:21:05
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