|
カテゴリ:テレビドラマ
白夜行 最終回 『白夜行』 言わずと知れた東野圭吾原作の傑作。 今クールのドラマの中で、最も大きな期待を抱いていた作品です。 そう、第2回の放送までは……。 初回の2時間SPのクオリティーは、確かにすばらしかったです。 そこらの映画と比べても、遜色ない(どころか十分勝負できる)出来栄え。 ボックステッシュ一箱くらいなら、軽く使い切るほどに、感涙に咽ぶこと請け合いなのです。 もちろん、ワタシも鑑賞後は、まるでウサギのように、おめめが真っ赤になっちゃいました。 o(T△T;)o ちなみに、ウサギは寂しいと死んじゃうのです。 で、、しかしです。 2話目以降は、正直どうなんですか? アレ。 初回SPの出来が良過ぎたこともあるんでしょうが、どうにもダラダラ感が拭い切れません。 ただただ最終回までの時間潰しをしているかのような展開。 原作を大きく逸脱する事自体は別に構わないし、テレビ版としての独自色を出すとの試みは尊重しなくもありません。 しかし原作を逸脱してまで追い求めたテーマである『純愛』が、本作で表現で出来ていたとは思えません。 果たしてアレが『純愛』と呼べるのか? 確かに『純』な何物かである事は確かでしょう。 しかし、断じてアレは『愛』ではない。 (と感じたのは、ワタシだけでしょうか??) 原作ファンの大多数の方が、原作通りで良かったのに。 結果として、そう思ったことでしょう。 たぶん。 でもまあ、だらだらと紡がれた先にあった最終回は、それなりに良かったです。 どうやら、ここまで紡いできたのは、笹垣の為だったようです。 最終回を見て、本作のテーマである『純愛』を、一番に体現していたのは、実は彼であるように思いました。 かっこええわ。 笹やん。 かなり、ねちっこいけど。 今日のストレンジ*デイズ度数 ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.25 00:52:32
コメント(0) | コメントを書く
[テレビドラマ] カテゴリの最新記事
|