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カテゴリ:ダンジョンズ&ドラゴンズ
冒険こそ宿命の英雄たちに相応しい 「宿命の種族」 9月30日(土)発売!はじめに 『宿命の種族』はダンジョンズ&ドラゴンズ・ゲームのサプリメントだ。本書にはプレイヤー向けの情報とDM向けの情報の両方が収録されて いる。プレイヤー向けの情報としては新しい特技、呪文、上級クラス、種族がある。DM向けの情報としては冒険シナリオ作成用の素材がある。キャラクターを 人間の都市や、人里離れた場所に聳えるイルーミアンの要塞へと導く冒険だ。そして彼らはその道中、ハーフエルフの外交官やハーフオークの傭兵といったよう な魅惑的で危険なキャラクターと出会うことだろう。 “宿命の種族”とは何か? 大部分のD&D世界では、人間の社会が地図の大部分を支配しており、人間の文化が標準となっている。従ってその他の文化は人間の文化との 比較で記述される。その他の種族もすばらしい能力と長い歴史を持っているにもかかわらず、世界の命運は人間とその関連種族の手に委ねられているかのように 見える。本書はこれらの宿命の種族にその焦点を当てている。ここでいう宿命の種族とは人間と、その血脈の中を多かれ少なかれ人間の血が流れているその他の 種族を指す。すなわちハーフエルフとハーフオークだ。本書はまた、かつては完全な人間だった種族や、人間とともに暮らすのが一般的であるようなクリー チャーも取り上げている。前者の例としてはイルーミアン、後者の例としてはドッペルゲンガーが挙げられる。 人間は拡張と発展を駆り立てる衝動を持つため、時々顕著な結果がもたらされる。人間とエルフの血が混じりあうことによって最初のハーフエルフが誕生し た。人間とオークが結合することによって最初のハーフオークが生まれた。とあるソーサラーの儀式に関連する野心的な実験によってイルーミアン種族が誕生し た。彼らの社会全体が、魔法の言葉が持つ力の上に成り立っているのである。 本書の内容 大部分のプレイヤーとDMはさしたる負担なく人間のキャラクターをプレイすることができる。したがって本書は、一般的な用語で人間を定義するので はなく、歴史を通して人間の文化を形成してきたトレンドを取り上げる。たとえば都市建設、宗教、芸術、戦争といったようなテーマだ。『宿命の種族』はま た、人間がその他の種族をどう見ているかに関する新しい見解も提供している。さらには人間の多才さに相応しく、宿命や共同体に関する本書のテーマにフィッ トした特技や上級クラスも記述されている。 要するに本書は、君の世界に存在している人間の帝国の運命と結びついた宿命(良い宿命だろうと悪い宿命だろうと)を持つ種族を紹介しているのである。そ の多才さと適応力ゆえに人間のキャラクターのプレイを君が楽しんでいるなら、そのような人間の性質をプレイする新しい方法を『宿命の種族』は君に提供す る。その人間性の一部と引き替えに超常能力を手に入れた、人間に似た種族を君が探しているなら、神秘的なイルーミアンが君の興味を引くかもしれない。最後 に『宿命の種族』は、伝統的に苦悩に満ちている混血種族が持つニュアンスの一部も紹介している。人間社会における彼らの居場所を明らかにするとともに、彼 らのプレイをより楽しいものにするような新しい選択ルールを提供しているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月24日 23時44分55秒
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