あやしい店長の備前焼ブログ

[あやしい店長特薦の銘は出せません品] カテゴリの記事

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  いろいろあるから趣味の世界、プロに選んでもらうのもいいかも。

  いろいろあるから趣味の世界、プロに選んでもらうのもいいかも。酒盃５客セット・備前陶苑個展で、あるいは展示場で店長が懸命に飾りつけたものを、作家があとでやってきて、ササッとやり直す。並べる順序で、ぜんぜん雰囲気が違ってくるというのは、店長の昔の経験。作家も品選びがうまい人と、そうでもない人がいる。作る能力と見せる能力は別だと思っていても、中には羨ましくなる程うまい人もいる。○さんはあふれる才能。何度フロアの担当者を驚かせたことか。　奥さんにその話をすると、「エーッ　本当？」家では縦のものを横にもしない人だそうです。○○さんはいとも簡単に、鰆（さわら・岡山名物）を刺身にしてくれた。ポカーンとしている店長に「女房にゃナイショ」一芸に秀でる人は、隠し芸を持っているという事実を少し知りましたが、誰にも言いません。奥さん、ホンとにできるひとは秘密にしたがるらしいですよ。これ（５客セット）を誰がセットしてくれたかは絶対言いません。今度またご機嫌のいいときに、彼の前で難儀して見せてもう一度やってもらうつもりです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

  2007.11.24

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  備前焼　春の花が今年は早そうです。

  備前焼　春の花が今年は早そうです。使いやすい一輪挿しを皆から集めました。使いやすさの第一は、使いやすいお値段。都会のお客様は生花を買うのが大変ご負担のご様子。そこで無理を言いやすい人たちに猫なで声で呼びかけました。「田舎の山暮らしの身では、都会の生花のお値段など知るべくもなく・・・」と協力続々皆、お陰で勉強になりましたと前向きです。備前陶苑　一輪丸花入桟切り備前陶苑　一輪丸花入備前陶苑　手つき一輪備前陶苑楕円花入この協力体制を頑張って続けてみようと話しています。都会の人たちがちょっとでかけて野の花を採ってきて，活ける。やわらかな気持になって諸々の案件を処理していただく　その一助になれば望外の幸せ。はなのうつわ　あれこれ野の花を摘みに行ける人たちは、しあわせなのです。ドンドン暮らしを楽しんでください。花入が出番を待っています。

  2007.02.11

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  備前焼　ファンを増やすために・・・

  備前焼　ファンを増やすために・・・いろんな人に協力してもらいました。できたらはじめて備前焼を買って使ってみたい人に申し込んでいただけたらと思います。酒器そろえお屠蘇用に今なら間に合います。ぐい呑2個のセットも用意しました。　　　　徳利＋ぐい呑2ヶ酒器そろえ

  2006.12.26

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  金の炎が上がっている備前焼　

  金の炎が上っている備前焼　またまた見事な金彩の炎です。おなじ金彩でも周りの景色もお忘れなくご観賞ください。見事な胡麻です。見事な窯変です。そして金の炎が吹き上がっています。これが欄間状態で焼かれた備前焼の名品です。フォルムと土と焼けとが彼の思惑どうりだったんじゃないでしょうか。

  2006.11.24

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  カセ胡麻の備前焼　

  カセ胡麻の備前焼ってわかります？口縁部についた胡麻がはげているでしょう？　これが備前ではカセ胡麻と言われる胡麻です。この胡麻は店長個人的に恨めしい思いをしたことがあります。ある有名デパートさんへこれと同じくらい見事な壷を展示したことがあります。欠点のある品を展示したと大変叱られました。それ以来デパートへはカセ胡麻は紹介しておりません。今世の中にはこれと同じような話があちこちにあるんじゃないかと思います。ＷＥＢでこうして、皆さんに解説できる世の中が来るなんて思いもしませんでした。カセ胡麻には好事家に珍重されてきた長い歴史があります。わび、さびの世界をわかってもらえる一助になりませんかねえ。カセ胡麻は作品全体の雰囲気をみて、生かす作品か失敗かを決めます。難しい判断を自分に課す厳しい作家に増えて欲しいと思います。その判断を支持するお客様が増えて欲しいと思います。

  2006.11.23

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  小豆が散ってる備前焼　

  備前焼　小豆（あずき）そっくりの色です４０ｃｍたらずの俎板皿（まないたざら）です。アイボリーホワイトの地のうえに小豆そっくりの色と形をした文様が無数についてます。この文様もまた、土からのメッセージです。これが、彼が“練りこみ”と言う言葉を避ける理由だと思います。だれの意思でもなく、そこに存在する土、存在にきずいてそっと丁寧に取り出し、発色しやすく焼き、かつ冷ます。彼の一連の作業に、創作と言う概念があてはまるんでしょうか？店長はうなるのみです。

  2006.11.22

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  金襷！と言います。　　備前焼の緋襷の兄弟です。

  金襷！と言います。　　備前焼の緋襷の兄弟です。連房式登り窯で煙をイッパイくわされて、尚且つゴマもかからないように秘伝の窯詰で１３００度の最高温度で１４日間かかって焼かれました。金襷が映えるように土にも気配りがしてあって、これで金襷が出なかったら割られてしまうとハラハラしたんです。　　　でもちゃんと金襷が立派に発色しています。偶然出る色とかんがえて出す色とどちらが難しいか作家に聞いてみました。（ウーン）と考え込んだので、あわてて話をうちきりそれ以上突っ込みませんでした。備前焼は摩訶不思議の世界で、神々が面白がって創るものなのでしょうね。この作家におなじものを注文してみようと思っています。

  2006.11.21

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  備前焼屋の店先からパート２

  備前焼屋の店先からパート２備前の原土から徹底的に味を搾り出そうとする人が居ます。その試みは成功していて、だれよりも深くだれよりも多彩な色を出せる。と店長は思っています。これ以上おしゃべりが過ぎると迷惑を掛けてしまいそうなのでやめます。けど備前にいい粘土が無いとか、少なくなったとかと聞くたびに店長は“いつの時代の話？”と聞きたくなります。備前焼の最高の財産は“考える人”です。考える人を創るのはあの大きな窯と大自然（日本の）です。

  2006.11.18

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  備前焼屋の店先から

  備前焼屋の店先からショウウィンドウには自慢の品がいれてあることが多いのです。でもお客様は案外ご覧になっていないようです。そこでウィンドウの品物は、陶商さんたちの早い者勝ちとなります。そこでこのお店のように窯出し期間が終わってからお披露目をする方針も出てきます。上の二つは土の仕上げがお見事です。一番上は４０センチの鉢なのですが自然桟切りの上品な窯変が丁寧な仕上げの土を彩っています。ＷＥＢ上でも色彩の重なりや、溶け合いが判ると思うのは店長だけでしょうか。２番目は３０センチの緋襷花入です。備前原土のもつ自然のマーブルがでています。赤褐色部分は緋襷と一体化して幅広くなっています。３番目は窖窯（あながま）の窯変です。これを見てあながまといえる人はそういないと思います。店長は“透明感”が一番わかりやすい差異だと思うのですが・・・ちょっと目にはわからないけど、わかってみれば凄い　の３点でした。明日に続きます。

  2006.11.17

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