蹊・・・理想の生活
※間違って削除してしまったので・・再掲です。蹊・・・理想の生活 There’s not a liberal America and a conservative(保守)America-there’s the United States of America. There’s not a black America and white America and Latino America and Asian America;there’s the United States of America. いきなり・・「英文」である。 すこおし前。 某ヤフーの配信記事を見ていたら、 『オバマ演説 ここがすごい!!(日刊ゲンダイ配信)』 ・・・ はぁ。何て題だっ! でも。 「エクスクラメーション・マーク」が2つも付いていたので 思わず・・読んでしまった。 米大統領選民主党候補の座を ヒラリー・クリントン女史と激しく競うバラク・オバマ氏。 記事によると。 “伝説”といわれてるらしい「2004年7月27日の民主党全国党大会基調演説」の一文である。 「約5,000人の民主党員がうっとり聞きほれ、中には泣いている人もいました」と記事は続く。 そんなに大したもんか? と・・初めは思ったのだけれど。 意味もなく何回か読み返していると・・背筋がゾクッとした。 非常に簡潔で歯切れが良い。 リズミカルで誰もが直に口にできる。 そーして。 「非難」や「泣き言」の響きが・・少しもしない。 だから。 配信記事も「この部分だけ」原文(英文)を掲載したのだろう。 バラク・オバマ氏は。 「black America」の代表なのかも知れない。 でも。 「black」と「white」の対立軸を用いることなく、 「liberal(民主党支持)」に対する「conservative(現共和党支持)」すら包含してしまった。 当然、当時から大統領選を意識した戦略なのだろうけれど。 人間なら。 みーんな「戦略」の上で生活している。 「朝飯」を喰うのだって 「昼休みまで、腹を空かさないため」の「戦略」だし。 「煙草」を醸すのだって 「頭を切り替え、斬新なアイデアを出すため」の「戦略」なんだよっ!? 毎日おんなじコトを繰り返すのも 平凡な生活に埋没するのも。 生きる為の「戦略」である。 「日常」なんて言葉に隠されているだけで。 みーんな「自分に有利なコト」に向けて 無意識に「選択」しながら生きてんじゃないのか? 「息」しなきゃ ・・死んじゃうよっ! そーして『演説』は。 一切の「修飾」も無しに 単に。 "there’s the United States of America." で終わる。 まいった。・・完全に。 全く「お手上げ」である。 そおして。 彼のフアンになっていた。 「自分の不幸を嘆(なげ)くとき」ほど、人が幸せな時はない。 ホントに如何しよーもなく「不幸」なら、 「嘆く暇(ひま)」なんて・・ない。 だから。 自分の努力を棚に上げ、 何時も「嘆いて見せる」人は多い。 そーして。 「ろじょー・せいかつ・しゃ」なんて 自分じゃ「チットモ不幸なんて思っちゃいない」人に。 私が。 「貴方を救って、あ・げ・る・っ!」 なんて・・自分勝手に行動する「傍迷惑(はた・めいわく)な人」も多い。 こーして。 良く判らない「弱者救済」が始まり。 時として政府の「間抜けな政策」を誘う。 私は「うつ」である。 でも。 「『うつ』は『虚構(きょこう)の病気』である」 って云うのが・・我が主治医の考え方である。 「意識し無けりゃ・・『うつ』なんてない」 でも。 「うつ」と意識した途端に 「うつ」に捕らえられてしまう。 「頭の中」で勝手に「自分の『うつ』」を作り上げて そこから逃れられなくなる。 そーして。 全く如何することも出来なくなり、 動くことさえ満足に出来なくなり、 「うつ」って「病気」になる。 と・・私は勝手に理解してる。 だから私は。 「近所の寄り合い」をバッくれる時とか、 「雨が降るげつよーび」とか。 テメエに「有利な場合」のみ、 「私は『うつ』ですから・・」 って云うよーにしてる? 悩んだって仕方ないじゃないか。 悩んで「うつ」が治る筈もない。 大方の「不幸」も「おんなじよーなモン」じゃないのかなぁ。 悩んで・・解決するのかしら? だから。 「自分を不幸がりもせず、淡々と生きてる人」ってのが、 「怠けてる人」に、「みーんな必死に生きてんだっ!」って言える人が。 ホントに社会に必要な「強い人」なんだと思う。 だから。 「世間様と自分を比較したりせず」、 「今日在るを好しとし、明日を淡々と迎える」。 そんな生活。 それが・・「理想の生活」だったじゃないか。 何か。 バラク・オバマ氏の『演説』の "There’s not ・・・America. there’s the United States of America." この一文が それを思い出させてくれた。 そして何時か。 心の底から。 there’s not in a depressed state and in a manic state, there’s a human being. there’s not a happy one and a miserable one; there’s a human being. なんて・・言える日が来れば良いのに。