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カテゴリ:ビルメンテマンのひとりごと
先日は検定番号について少し書きましたが、今度はその検定有効期間について少々。
250Aまで(私は120AまでのWHMしか見たことがないけど)のCT・VTを使用せずに 単独で電路に直接取り付けるタイプのものは最大で10年。 CT・VTを使用するものについては7年もしくは5年で有効期限を迎え、交換になります。 単独のWHMならWHMの交換だけで済むので楽ですが、CT・VTが付属している 組み合わせ検定だとちょいとめんどくさい。 WHM本体の検定有効期間とCT・VTの検定有効期間が違うからです。現場にあれば 今度調べてください。CT・VTのほうが有効期間は長いです。 ってことは。 WHMの有効期限が近づいて交換する場合、CT・VTの交換期限はまだ先なのに同時に 交換しなくてはならない?なぜなら組み合わせ検定だから?? こういう場合「特別検定」という制度がありまして。 私もずいぶんお世話になりましたが、以下のような制度です。 かんたんに言えば、上記のような場合はWHMだけの交換でイイデスよ。という制度。 ご存知の通り、WHMの交換は比較的簡単ですが、CTはほとんどがケーブル貫通型 であり、交換するのが大変な手間なんですね。下手すりゃケーブル切断とかも・・・。 CTを交換しなくて済むというのは、本当に助かるんです。 しかも! 検定有効期間が7年の変成器(CT・VT等)の場合最大で21年間! 検定有効期間が5年の変成器の場合、最大で19年間WHMの交換だけで済みます。 交換したWHMには組み合わせ検定を受けたCT・VTと同じ検定番号がついてきます。 CT・VTの検定番号がわかれば、その特性に沿ったWHMを準備できるから。 検定番号って大事なんですよ。 間違ってもCT比が合ってれば問題ない とか言わないでくださいね。 もしそういう電気屋さんがいたらモグリです。信用しないこと。 発注なんかとんでもない! 計量法を理解してない証拠ですから。 なにされるかわかったもんじゃありませんぞ!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.15 12:38:44
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