普段着のドイツ

今年６回目（!)の風邪をひいた。

今回は､上司､先輩､後輩そして私､と
日本人みんなで同時にひいたので、
私たちの部署はほとんど学級閉鎖状態だった｡

（たぶん､１０日くらい前にみんなで一緒に
日本食レストランで鍋をつついたのが
原因だろう...）


犯人探しをしている場合ではない｡

決算を前に､今が１年で一番忙しい｡

休むわけにはいかない｡
みんな無理に無理を重ねて出社していた｡

誰かが少しよくなったかと思うと
いつも誰かの状態が悪化している...


私たちの部屋では胸の深いところからでる
咳の音が途切れることがなかった。
うつるのを恐れたエンジニア達がまず、
近寄らなくなった。

他の人たちの足も遠ざかっていく...


合いの手がはいらなくなり、
仕事が格段にはかどるようになった。

いっそのこと、この咳を録音し、入り口で
いつもそれとなく流しておけば、これからも静かに
仕事ができるかもしれない。

そんな冗談を言いながら、しんどかった１週間を終え、
それぞれ帰宅の途についた。

さぁ､週末だ｡