普段着のドイツ

日本のサービスは世界一であると自負している｡
そこのところはぜひ、ドイツも見習って欲しいと
切に願っている｡

が、そのドイツにも誇れるサービスがある｡

それはずばり、ドイチェ・ポストの
「Packstation （パック・シュタティオーン）」。
(英語風にいうとパック・ステーション)

登録をして番号をもらうと､いつでもどこでも､自分で
指定したパック・ステーションで小包を受け取ったり
送ったりできるサービスである｡


もう、小包を受け取るため家にいる必要はなくなった ！!


サービスステーションは、suhの行動範囲では
各郵便局に設置されている｡
（最終的にはドイツ中に広がっていくようだ。）


これは､特に仕事をしている人の強い味方である｡


朝7時に家を出て､帰りが夜10時とか11時､時には
午前様になってしまうsuhには、パック・ステーションが
できるまでは、小包を受けることが至難のわざであった｡

不在通知の規定期間内に郵便局にいけず、差出人に
送り返されてしまったことも数知れない｡


平日の夜8時以降と日曜日は、法律上
お店を開けることができず、
日曜は、音にうるさいお国柄のために
洗濯機も掃除機も使えない。

そのため、土曜日は一週間の家事（買い物､洗濯､掃除）に
追われ、ちょっと町に行ってブラブラする、なんてことは
夢のまた夢｡
本屋をちょっと覗いて見るなんて､遠い過去の出来事...


そんなsuhの唯一のなぐさめは､平日の夜と日曜日に
サーフィンするインターネット。

自称「本の虫」のsuhは、Amazon.deをよくのぞく｡
マーケットプレイスで、新しい本を
いかに安くゲットするかに
非常に大きな喜びさえ感じている｡

服とかも、昔､デパートの試着室でしていたように、
いくつかサイズを変えて注文するため、返品する分も
かなり出てくる｡

返品に躊躇しない性格なので、自然､小包の出入りも激しい｡


でも、それを可能にしてくれたのが､
このパック・ステーションだ。


そんなことで喜んでいるsuhであるが、
今の日本では24時間開いているコンビニで、
それ以上のことができるのかもしれない｡

ちょっと最近の日本情報に疎いsuhである。