カテゴリ:人生の分析
越山雅代さんという人の本の冒頭に、次のような面白い事が書いてあった。「カエルを熱湯の入ったビーカーに入れると、ピョ~ンと跳び出てくるのだが、水に入れておいて、ゆっくりゆっくり加熱していくと、ゆで蛙ができあがる」のだそうだ。
これはとても恐ろしいことのたとえだ。ゆっくり変わる環境には、反応しにくい。知らず知らずのうちに、死ぬまで気づかないのだから。もし生活が、徐々に悪習慣に変わっていったとしたら、やはり死ぬまで気づかないのだろう。 人間まだまだ奥に力を秘めている。誰かも言っていた。遺伝子のスイッチはほとんどオフになっていて、その威力を発揮せずに眠っている。なにかとてつもないショックとさえ思えることが起こると、眠っている秘めた力が発揮されるのだろう。 熱湯に跳びこむようなショックはそうそうあるものではないし、またあっても困るのだが、人間の場合、すばらしく発達した脳で、自らそういう環境を作ることは可能だろう。 自分で自分に鞭打つ! なまぬるい環境にどっぷりと使っていないかチェック! 人生の山、谷、を楽しみながら歩いていきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月29日 10時24分06秒
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