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カテゴリ:高松物件
外観もすごいが内部にもすごい部屋がある。二条城の御殿を模したと言われる「桃山」と名づけられた大広間で、金色に輝く吹き寄せの格天井と壁がレトロなシャンデリアの光に浮かび上がる。下座側には明石朴景氏作の松竹梅の漆絵が壁面いっぱいに描かれている。建物竣工後まもなく寿吉氏は急逝するが、その時この漆絵はまだ完成していなかった。慶賀を表してはめ込む予定だった88匹の蝶は享年を示す56匹に改められ、今も寿吉氏の業績を偲んでいる。 物件名 旅館常磐本館 所在地 高松市常磐町1丁目8-2 竣工年 1956年 設計者 溝渕寿吉(施主) 施工者 不詳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/16 09:57:02 AM
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