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カテゴリ:東讃物件
三木町平木橋のたもとに、川沿いに長く続くベンカラ色の壁が印象的な商家風の建物があります。何のお店だろう、旅館だろうかと訪ねたら、江戸時代からの醤油工場でした。現在は醤油の販売のみですが倉にはまだ大きな木桶がたくさん残されていました。倉の内部、二層吹き抜けを見上げると、黒光りをした梁や母屋が軽快に渡り、古さを感じさせません。 150年以上も前に建てられたという麹を造る室屋(むろや)もそのまま残っています。かつて讃岐には多くの醤油工場がありましたが今は数少なくなりました。「できる職人がいないので」と店主の森茂さんのお話し。技術的にも、体力的にも、気力的にもという意味でしょう。最近住居部分の内部を現代風に改装し、息子さん家族が住むようになりました。活用もまた長持ちさせる秘訣です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/06 10:24:00 AM
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