父親のこと
父親は、術後の左足親指の血流を改善するために、高圧酸素治療を受けておりましたが、治療を終えて、来週、19日(月)に主治医のいる病院に戻ってくることになりました。高圧酸素治療を2クール(20回)受けましたが、治療効果はてき面に現れております。この治療は、ベッカムカプセルと同じですが、カプセルの規模が違います。一度に、4~5人が入れる大きなカプセルなのです。したがって、治療中も閉所的圧迫感を感じることがないのです。90分間横になって寝ていればよいのです(笑)。そもそも、なぜこのような大きな規模のカプセルがこの地方都市の病院にあるかというと、ことの昔、この地域に多数存在していた炭鉱での事故(落盤・ガス爆発・通常の労災)があったからなのです。たとえば、その事故で脊髄損傷を受けた人、ガス中毒に見舞われた人等への効果的な治療をするために必要なカプセルだったのです。いま現在でも、この治療を受けるために、北海道津々浦々から、ドクターヘリで患者さんが運ばれてくるようです。物事を仔細に検討すると、歴史性が必ずあるものです。父親も、このような素晴らしい治療を受けることができて、幸せです。それでは、今から勉強開始です。テーマは、昨日と同じ。