大奥 第1章を観て 「母は負けませぬ。」すげっ!
あああああ。観てしまいました、たっぷり1時間、席も立たず。久しぶりじゃないかなぁ、ザッピングすることなくじーっと観てたのは。松下由樹がのちの春日局(まだ、おふくという名前)なのですが、演技にインパクトがある人なので、ついつい見入ってしまうのです。水10でもその片鱗はみせてますが、主役だかんね、やりますよー!という並々ならぬ力の入り方。おふくは、ぼろぼろになりながら、由緒正しき武家の娘としてのプライドがあるんだね、捨てられない。豪雨の中、自分を「負け犬」呼ばわりした下女を惨殺するシーンなんて、心の中で拍手喝さい!殺せ、殺せ!みたいな。(あ、細木数子先生に叱られますな。人を恨んではいかんと)高島礼子も極道くさい奥方様ですが、(失礼。メイクのせいかな??)いびったるで~というのがぷんぷん匂っていいです。浅野ゆう子に続くいびりキャラ。なぜいびる人は顎を上にあげて物を言うのであろうか、不思議。まねしないようにしよう、誤解されるかも。脇キャラで梶芽衣子が出てました。タランティーノの崇拝してる修羅雪姫ですな。まあ当時よりはおトシを召されてましたが、(当たり前)それでもやっぱり存在感がすごい。プライベート・セックスの星野有里とは格が違いまっせ。ま、彼女はストーリーテラーだからあのカンジのあっさり感でいいのか。今後も楽しみなドラマです。今、負け犬かも・・・と思っているそこの貴女っ!絶対観ましょう。こぶしを握って「よしっ!やるぞっ!自分を信じよう!」という気持ちを盛り上げてくれます。