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プロフィール
磯トンボ
改造インナー竿(両軸仕様)と自製仕掛けを駆使し、年半年間に亘り千葉 房総半島 南房磯をホームグラウンドに 四季折々に回遊する魚を狙い釣行する籠師です。
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それでは「撒き餌思考」の後篇です。 これまでは意外とザックリ感で作ってきた撒き餌の配合分量です。 正直最初から真鯛を狙っていた訳ではないので、当然 生アミエビを主体に撒き餌は作ってました。偶々、乗っ込み期に浅場に回遊して来た真鯛を釣ったにすぎませんでしたから・・・ 所謂ところの出会い頭って言う奴で、ハリスもそれほど太いものを繋いでませんでしたから良型は殆どバラシで獲れたものは1kg前後の小型ばかりです。 4.撒き餌の分量 <生オキアミL 2キロ、潰し生オキアミL 1キロ、生アミエビ 2キロ、配合剤 1袋> これが四時間(前半戦2時間+後半戦2時間)で消化する撒き餌割合です。 ブレンド撒き餌を作る要領は、撒き餌用生オキアミを除いた物を海水で調整しながら柔らかめにブレンドします。 撒き餌用生オキアミLはバッカンを仕切り分けて別取り置きにます。 昨年までは撒き餌用生オキアミはⅯサイズを使ってましたが、現在は馴染みの餌屋では在庫なしのためⅬサイズに切り替えてます。手に入れば小さめで量のあるⅯサイズが絶対に良いと思います。 一発籠に撒き餌を詰める手順は、生オキアミ(2/4)ブレンド撒き餌(1/4)付け餌ブレンド撒き餌(1/4)とします。 ()内数値は籠に撒き餌を詰める割合目安です。 ここで生アミエビを使うのは生オキアミのみより重量があり遠投性も高く、経費節約にもなるので使います。また生アミエビは籠の着水時に網目から殆ど出ます。餌盗り魚を着水点に寄せ留める役目もし、籠内に残った生オキアミと潰し生オキアミ、付け餌は思うpointまで流してから竿を煽り籠の蓋を開け放出させます。
伊佐木等狙いの場合は生アミエビと配合剤のみとします。 参考として付け餌は前篇にも述べましたが生オキアミ LLを使います。 撒き餌用の生オキアミLと同じものを1.5kgブロックで仕入れ、一度に全部取り出さず前・後半で半分ずつ解凍してし使用します。 付け餌用として1.5kg多過ぎますから途中から撒き餌用として使用して全部使い切ります。 真鯛狙いでは残った生オキアミの使い回しはしないことにしてます。極力 新鮮なものを使う様にしてるからです。 5.仕掛けについて少し・・・ 真鯛狙いで二番目に重要なのが仕掛けです。 絶対的な仕掛けと言うものは有りませんが、歴代先輩達が工夫を重ねて今日に至ったのが一発籠です。 種類は色々ありますが着水時に撒き餌が出ず自分の狙うpointまで流してから、自分の意志で出せる籠の方が遠浅で速潮の南房磯向きだと思います。 次に天秤です。天秤は誘導式が餌を咥えた時の抵抗感がなく良いと考えます。 そしてハリスです。長ければ長いほど良いとされてますが、船釣りではないので長さには限度があります。 最低3mはとりたいものです。ハリスは長い分、撒き餌を詰める際に「九十九折り」のひと手間が要りますが慣れれば苦になりません。 参考データとして2015年4~8月上旬までに真鯛の当たりは四度。獲れたのは二枚だけです。殆どが油断をしていて主導権をとられてしまい、海草や瀬ずれ等によるハリス切れと細ハリス(3.5号)を使用での過信が原因でした。 南房夜磯での本格的に真鯛釣りをしている釣り人は、ほんの一部です。石鯛狙いに匹敵するような何とも確率の低い狙い魚のため乗っ込みシーズンだけが出会える確率があります。それ以外の時期はどうしても出会い頭になりますので、南房の浅場磯での真鯛狙いではそれなりに丈夫な仕掛け(ハリス5号~)で臨んだ方が安心だと思います。 あくまでも能書き的なノウハウでしかありませんが、色々考えながら釣りをするのも磯から狙う高級魚思考として楽しいものです。 同じ釣り趣向の方に参考になればと思いupしました。
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