田の神2体
前の田んぼ絵を撮影したあと,方向転換のため車を走らせていると,田の神が目に入った。この付近の田の神を撮影して回ったのは2000年前後で,その頃はなかった田の神だ。側に立っている碑を見ると,平成15年となっていたので新しいものと確認できた。 その碑にも流星雨のことが彫られていた。残念ながら最も大きな隕石が落下したところには立て看板があったのだが,そこを見つけられなかった。方今転換をして,コスモス園に向かうために山に入っていった。途中,最も珍しい田の神を思い出して立ち寄った。それは大日如来座像をそのまま田の神として祀ったものだ。建立は1721年(享保6年)で,最も古い田の神像が1705年だからそれから16年後の建立だ。仏教と土着民間信仰が融合したためであろうが,正確なところは解っていない。なかなか穏やかなお顔だ。