青い目のお人形 「増穂町民俗資料館 舂米学校」
舂米学校の中は民俗資料館となっており、当時を再現した教室や学校の歴史がわかる資料等が展示してあります。一階の教室では地元の小学生がガリ版作りをするそうです。2階の展示室では戦時中の資料が多くありました。中でも注目は「青い目のお人形」昭和2年に日米友好の証として全国の小学校に送られた人形「ヘルン・モナー」ちゃんがありますが、9月7日までは山梨県立博物館で行われている企画展へ貸し出されているため不在でした。友好のシンボルとして贈られた人形ですが戦時中は敵国の物だとして、竹槍で突いたりしたそうです。三階の楼閣部分は対鼓堂になっており、授業の合図を太鼓で知らせていました。右脇に見える小部屋は「お仕置き部屋」、いたずらっ子はここに閉じ込めたそうです。