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カテゴリ:BMW 自動車部品
BMW リアサスペンションの呼称![]() BMWのリアサスペンションといえば 第二次世界大戦以前は リジッドアクスル(トラックのような足周り)でしたが 第二次世界大戦後に発売されたBMW 600(111)以後 顧客のニーズを満たすために リアアクスルの技術を継続的に強化し高め続けています I LOVE BMW(笑)には リアサスペンションの呼称があって 現時点で、大きくHAとIntegralの2タイプに分かれ それぞれ HAは1~5、IntegralはI~Vに分かれます HA1タイプは ニュークラス、02、E3、E9なども同じかと思いますが E12、E21、E23(81年頃まで)、E24(82年頃まで)、E30 E36/5、E36/7に使用され BMWが考えた セミトレーリングアームアクスルになり、参考図はE30なります ![]() HA2タイプは E23(81年頃以降)、E24(82年頃以降)、E28、E32、E34に使用された トラックリンク付きセミトレーリングアームアクスルになり 図はE32です ![]() HA3タイプは BMW Z1のZアクスルも同じかと思いますが E36(除くE36/5、E36/7、E36/8)、E46、E83、E85、E89に使用され セントラルアーム式とカタログに書かれていますが セントラル「C」リンク リアアクスルになります 参考図はE83とE85です ![]() ![]() HA4タイプは 開発中止され、量産車では使用されず HA5タイプは 最新のF3*、F2*、E90系、E92系、E82系、E87系、E84に 使用されている5リンク リアアクスルになり ディスパースドダブルコントロールアームアクスルとも 呼んでいたかと思います 参考図はE90系だったかな? ![]() ![]() インテグラルは 8シリーズのE31から導入され、5、6、7シリーズなどに使用されている BMWが考えたマルチリンクリアサスペンションになり エラスト・キネマティックスシステムが組み込まれ カタログでは インテグラル・アーム式と書いてあるかと思います Integral I及びIntegral IIは 開発中止され、量産車では使用されず Integral IIIが BMW初の5リンクのマルチリンクリアサスペンションになり E31に使用され 特徴は、ボディとリンクするトレーリングアームが付いた 5リンクのデザインになります 参考図はE31です ![]() Integral IVは たくさん在りまして E38、E39の場合は E31のマルチリンクリアサスの改良版になり ボディとリンクするトレーリングアームを削除して4リンク化し スプリングはダンパーとセットになり 軽量化とノイズ特性などが改善されているハズです E39/2 (E39ツーリング)は スプリングとダンパーの分離が、E38、E39との主な設計差になり E53 X5は E38、E39とほぼ同じですが、オフロードの使用に設計され エアスプリングとダンパーの分離 さらにバネ下重量を減らす工夫がされ サブフレームのブッシュが大きくなり リヤデフの取付も変更されていたと思います E6*系の5,6,7シリーズのリアサスペンションは E38、E39のインテグラルIVリアアクスルを 少し改良したバージョンで アクティブスタビライザー、ダンピングコントロールなどの装着が 可能な構造になっていたと思います 参考図はE38かE39です ![]() Integral Vは 2008年にF01で導入され F0*、F1*など5,6,7シリーズのリアサスペンション になりE38、E39のインテグラルIVリアアクスルを 改良したバージョンで、車両の特定の要件に合わせて調整され ノイズ特性などが改善されているハズです 参考図はF10です ![]() ![]() ![]() ボディー剛性パーツが必要だと思うならBMW タワーバーは、 ![]() ボディのことなら ボディとフレームの違いを簡単に説明しています ボディ剛性と補強を簡単に説明しています タワーバーのことなら タワーバー効果について簡単に説明しています タワーバー取付について簡単に説明しています タワーバーの種類を紹介しています タワーバーの装着感想について話してます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 12, 2014 01:19:09 AM
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