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○まだ梅雨が明けてないのに台風到来の報が。なんということ
だ。ちょっと。まて。と、いいたくなる。「地球温暖化」とかい うのは、どうも憚られるようだ。ここ数十年で獲得した思考方 法のひとつは、「統計データ」を思考に繰り込むことだそうだ。 「論理(性)」という枠が蓋然性を獲得したということか。どうも オカシイ。だからタバコの喫煙の害を統計的数値を元に展開で きるようになった。のだ。因果関係が証明されなくとも、その 妥当性を認めるということだ。なんということもない。と、思 うのは間違いだ。こうした傾向を拡張していくと、そのデータ の活用者や為政者サイドの権限強化に結びつくことになる。○ ○さまざまな試行がなされていた。が、<その後>の展開は不明 のままということが、すくなくない。たとえば C・G・JUNG の研究の対象域は広く深い。その<成果>も少なくないはずだ。 が、その全貌が明るみに出されている気配はない。<心霊現象> などの非・科学的な、証明不能が付きまとうためだろう。が、 確実に応用、具体化されていることは疑いようがない。 ○「味覚障害」が、20数万人。と、報じられていたが多分これ はまちがっている。それも「高齢者」の老化と結びつけ、亜鉛の 摂取量と関連づけて「説明」している。たぶん、首都圏のデータ を地方に敷延する形で、その数値を推定したようだ。その主体、 のことは後にするが、この数値は、ネライが予測できる。間違 いのポイントは、<年齢別><地域別>から掘り起こされるべきな のだ。これらをあらかじめ「捨象」したところでの、推定自体が、 偽悪なのだ。 ○先日の「散歩」で気づいたことだが、<医療専門学校>の存在だ。 仙台駅に近く、建築も「現代的」、そこからかなりの数の「学生」 が、夕暮れの街に流れ出している。なかなかしっかりした「顔」 をしている。今風な無気力さはない。目的意識の明確な「医療 技術」の修得があるからなのだろう。気になり、PCで調べると そこは、「簿記」からはじまった「専門学校」で、「東京」の医療専 門との提携を経て躍進中なのだ。○「学生寮」の紹介業務までし ている。不動産から、包括的な<学生管理>体制ができているの だ。数年前に聞いた国立大学の就職情報の貧弱さ、いやそれ以 上の無頓着さとの落差に思い至った。専門学校は、当然「就業」 をもって業務の完了としているだろう。なかなか。大変だわな。 ○昨夜、nhk で、ひさしぶりに椎名誠を見た。例のシルクロー ドの再放送に合わせての番組だったが、楼蘭・ヘディン・井上靖 の肉声を聞くことができた。井上の声は、石坂浩二などより数 段いい。作家の声。なのだ。ぺらぺらとちがう。椎名も変だが なんか説得力に欠ける。なぜか。 ○死への階梯。なにを考えようとかってだが、「死」の階梯ほど 魅惑的なものはない。生と死という二元論は、まちがいなのだ。 その変な対立的回路のために、G・バタイユほどの優秀も、間 違った。そのひつぜんも指摘できる。その批判も展開できる。 しかしそんなことは、いみをもたない。 ○仙台市選挙管理委員会が、「マニフェスト」の閲覧禁止を、求 めたという。告知前の閲覧は可だが、告知後は、「公職選挙法」 に抵触するのだいう。告知前に行われた「マニフェスト討論」の 場でもそのことは指摘されていた。北川教授も基調講演で「公選 法の改正」に触れている。ここでいいたいのは、「河北新報」の記 事だ。これまでなにもなかったかのように、とつぜんの出来事 のように記す神経のことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 18, 2005 01:15:18 PM
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