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2016.08.23
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カテゴリ:文学

 ちょっと補足と余談を……。「南堂」は1083年、蘇東坡48歳のとき、筆禍事件に遭って流された黄州、今の湖北省黄岡県で詠んだ詩だそうです。その第五首の結句「挂起西窓浪接天」を、上記のように訳してみました。

というのは、行ったことがないのでよく分からないのですが、地図をみると、どうも黄州は長江に面した街のように思えるからです。しかも、この南堂という部屋は、蘇東坡が寓居していた臨皐亭という建物の増築部分にあったらしい。「皐」とは沢とか沢の岸辺という意味ですから、この南堂から長江が見えたにちがいありません。

もっとも、この「浪」を昼寝のときに敷いていた竹むしろ――蘇東坡は「簟」という難しい漢字を使っていますが、その竹むしろのさざなみ模様のことと考えれば、「むしろの浪が天までも」ということになりますが、どうでしょうか。いつの日か黄岡に行って、確認してみることにしましょう。

ちなみに「畝」は広さの単位、蘇東坡のころはだいたい1畝が6アールくらいだったそうですから、10畝は60アールということになります。なお「畝」を中国の場合は「ほ」と読み、日本の場合は「せ」と読んでいます。同じ漢字を使いますが、広さはまったく違います。






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最終更新日  2016.08.23 09:56:08
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