今年も。。。 その4 2010/9/7
それにしても今年は、七月以降いろいろ起こって、ここ数日もブログがかけなかった。 ま、今回は悪いことではないのでいいのだが、それにしても。。。 ただブログに載せるだけなら忙しくてもできるが、dannanとしてはブログ書きながらまた追体験したいのでw、気分がそっちの方にいかないと書かないことになる。 さて、そんなことはいいとして、旅館リゾートのつづき。 今日は二日目、最終日の夕食。 先付 と 前菜 手前から、オクラ、たらこイカ巻き、黄身をミョウガでつつんだの(左)、右は(ハンバーグじゃないですよ)納豆菊葉揚げ、黄色いのがおなじく卵黄菊葉揚げ。 一番奥が、青ばさみ(ワタリガニ)。茹でた身の上に酢醤油の寒天。 で、青ばさみの下に大根で台。 青ばさみの風味は濃厚。甘い。なんとなくワタリガニって味が薄い、というイメージがあったけど、今年のは違っていた。これも、猛暑のせい? この青ばさみに限らず、全体的に、魚介類の味が濃い気がした。 納豆菊葉揚げは、珍味。菊の葉は、春菊ではなく、ほんとの菊の葉。柔らかく、ほんのり甘い。春菊より美味しいかも。 地酒、恋の道。ふっくら甘くて、後口がきりりと辛い。 向付 トロ と ハタの薄造り。 トロは、まあ、例のごとく、口の中で、ぷちぷちとまるで泡立っているようにとろけて、うまみが広がる。 トロもさることながら、感動したのは、ハタの薄造り。ポン酢醤油で。 たぶん、ハタを食べるのははじめて。 こりこりとした歯ごたえ。 こんなに薄いのに、噛んでも噛んでもうまみが消えない。うまみも好みの風味。なんとか味が消えてから飲み込もうとがんばるが、結局、くたびれて断念w スルメ以上だ。 全部食べ終わる頃には、こめかみが痛くなった・・・ 次回も、食べたい一品。 椀盛 清汁仕立 ぐじ、松茸、きゅうり。 ぐじは、ふわふわ。舌の上でほろほろと崩れてとろけるよう。 すましの塩梅も、まったくdannan好み。 写真見てると、口の中に蘇ってくる。 お凌ぎ 穴子寿司 口の中で、ふわふわ、とろっととろける穴子。 二貫ででとても満足。 献立表にはない、おまけの一品。 合肴 のどくろ酒蒸し のどくろ、とはアカムツのこと。 あまり揚がらなく、かなりの高級魚らしい。 白身の魚で、おなかのあたりに独特の風味があり、美味しかった。 ただ、dannanとしては、甘鯛の方がこのみ。 揚げもの ふぐ空揚げ 二人分 昨日のしゃぶ鍋のふぐは、あれで終わりではなかった。まるで、この空揚げの予告編のようだった。 それにしても、宮津で、まさかふぐが、ふぐの空揚げが食べられるとは思ってもいなかったので大喜び。 今回の料理の最大のサプライズ。 上身とあら(中骨 頭など)、ごろごろと量も多く、大いに堪能。 コロモとの調和もよく、またまた、口の中で味が蘇ってくる。 酢物 鰺のきざみ野菜のせ 炊き合わせがくるところだが、やや油っこいふぐの空揚げの後に、酢の物でさっぱり。 実は、ふぐの空揚げのあたりでかなりお腹がふくれていた。 やさしい酢加減。 焚合 無花果のたきあわせ 去年の無花果は、味噌がかけてあって、ババロアみたいなデザートっぽい風味だった。 今年は、ダシの餡かけ。 しかも、無花果は天ぷら。 ダシの餡と無花果の甘酸っぱさが、ミスマッチか。ただ、そのミスマッチさがぜんぜんダメというのではなくて、微妙に調和して、美味しい。 不思議と印象に残った。 ごはん 丹後こしひかり と 香のもの 留碗 赤だし 香のものは、ちょっと食べた後の^^; とくにキュウリが美味しかった。 水物 季節のもの 桃。 白玉ぜんざいは、いつものおまけ。 ごちそうさんでした。。。 つづく