久々のワイン 飲んでないけどw
ひさしぶりに、なにげに、以前、ワインを買っていたショップのHPを見たくなって、見ていると、最近は、ボルドーの80年代のワインがいっぱい出ているようだ。 そろそろ、飲みごろってことかな? パーカーの飲み頃は、結構、早いしねぇ。 で、さらに何となく見てたら、えっ! なんと、と、べつにそんなに大層に言うことでもないが、・・・いや、やっぱり、えっ! だった、えっ! なんと・・・と、二度も繰り返すことでもないが、シャスの80年代のが手ごろな値段で出ている。 CH.シャス・スプリーン これは、ひさ~しぶりにわくわくした。 なんとしても、飲んでみたくなった。 もう、ずっと注文していないし、ワインも飲んでない。 ので、けど、注文してしまった。 もちろん、注文するときに、いつもの、ヒュー・ジョンソンのボルドー本でヴィンテージチェック。 悪い年ではないらしい。 30年近く前のヴィンテージ、だ。 それにしても、シャス。 たぶん、dannanの一番好きなワイン。 今回、80年代のボルドーや90年代のブルゴーニュなど、これはなかなかよさげ、というのが色々出ていたけど、わくわくしたのはシャスだけだった。 以前飲んで感動したシャトーや作り手のも少なくなかったけど、やっぱり、シャスを見つけた時みたいな、も~、いても立ってもいられない感じはなかったw 好み、という問題でもないもかもしれない。 音楽でも、どうしてかよくわからないが、とにかく、理屈ではなくて妙に琴線に触れるものがあるが、dannanにとって、シャスはそういうワイン。 たしかに、シャスよりも、優れたシャトーや作り手はいるし、そういうワインもすばらしいが、シャスの場合は、たとえハズレだったとしても、まあ、許せてしまう、かも、という感じだ。 ただ、ハズレというのは、あまり記憶にない。 あえて言うなら、’93がハズレだったか。 何がハズレだったかというと、メドックのワインなのに、メルローが支配的だったこと。 ま、しょうがないけどね、この年は、メドックのカベルネは壊滅状態に近かったんだから、仕方ないと言えば仕方なかったんだけど・・・けど、メドックのカベルネを期待していたので、ちょっと、がっかり。 といって、決してワインの出来が悪かったわけではない。 あ、さすが、シャス、うまく作ってる・・・とは思ったものの・・・、ね。 シャスは、若飲みもできるし、熟成してからも飲める。 若いと、それはそれは、たとえば、女子高生みたいにぴちぴち、きゃぴきゃぴチャーミングw ただ、フツーの女子高生じゃなくて、やっぱり、どっか、品がいい。 熟成すると、ちょっと気難しく、重々しい、威厳のある老貴族、といった雰囲気。 シャス・スプレーンとは、これは、もう、コミックでも紹介されたけど、「憂いを晴らす」という意味。 誰だっけ、ボードレールが好きだった? ん、ルドンだったか? シャスのあるムーリーという村は、ローマ時代からワインが作られていたとも言われているが、土壌的には、ちょっと荒々しくなるようなところだったらしい。 それが、いろいろと技術の進歩で、よいワインができるようになった。 まあ、なんでもいいけど、久しぶりに、ワインでわくわくしたw