「聞く力ー心をひらく35のヒント」
阿川佐和子著:文春新書 聞くことが気が手だった著者が1000人近いインタビューを通して得た「聞く心得」。 帰宅途中に目にとまり読み始めました。 この本を読んで、過去に聞いた講演会の内容を思い出しました。 そのときの講師も阿川さんかと単純に勘違いしていましたが、そのときは石川牧子手レジアナウンサーでした。 阿川さんは本書で「2秒の「・・・・・・」で人言関係が変わる」とありますが、オレが印象に残っている石川さんの講演会では「一秒の重さ」というテーマだったので、勘違いしたのじゃった。 その講演を聴いた内容を当時、オレのHPの「ひとり言」にアップしてたので、久々にここに引用しよう。 テーマは「自分らしく生きる 一秒の重さ」 講師は石川牧子元日本テレビアナウンサー 要点を簡単に紹介しよう。 1 人は皆、1人の人間らしく生きることが幸せにつながる。 しかし、それを阻むものがある。その一つが男女の性別による意識的、無意識的な差別、思い込みである。 ↓ 2 自分らしく生きるにはどうするか。 人生、生活に夢、希望を持つ。 「一人称で考える」⇒自分という存在感を持つ ※女性の名無しの人生、男性の定年後の粗大ごみネタを披露 ↓ 3 自分の心に「こうありたい」と投げかける。 自分の夢、希望、目標、気持ちを言葉で考え、言葉を並べ、自分の心に刷り込みをしていく。 ↓ 4 言葉は人の心を動かすエネルギーを持っている。 日本語の5文字の言葉⇒こんにちは、さようなら、ありがとう、おかあさん、おとうさん、すみません・・・。 アナウンサーの世界では、5文字を1秒間で読んでいる。 ↓ 5 一秒で話す5文字の言葉が人の心を動かすこともできる。 最後の締め括りで、長年寝たきりだった母親を埋葬するときに父親が彼女に言った言葉を紹介した。 火葬場の重い空気に消されそうな小声で一言、「ありがとう」 これで今までの苦労も報われることができた、たった一言の言葉でそれまでの私の気持ちを変えることができたと。 彼女は、この一秒間で言うことのできる5文字の重さを聴衆に感じさせるために、1時間30分の間、話してきたのだ。 以上。何かのきっかけで良く思い出し、読み返す「ひとり言」なのじゃ。 それでは、今日は本を3冊手に入れたので、ゆっくりと本書から読むことにしよう。 ひさびさにパソコンから投稿しているTackeyでした。