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昨日帰宅後、このHPのデザインを、少し変えたのに、皆様お気づきでしょうか?
気まぐれで変えることが多く、その割には、前のデザインのやつは長く続いていましたが、 今回、思い切って変えてみることに。 さてさて、新聞を読んでいて、面白い記事に目が留まったので、書いてみることに。 悪い景観 100景 と称し、「美しい景観形成を国民運動に」と訴えていくそうです。やっている団体は、「美しい景観を創る会」で、「悪い~」の選定は発足当初からの構想だったそうです。メンバーは、都市計画、照明、土木、国土計画などの専門家の集まり。日本各地で、「これは」と思う場所の写真を 撮って持ちより、現在70箇所を選んで公表しています。しかも辛口のコメントつきで。 して、その内容は、ビルに巨大な看板がある銀座の某所、首都高速が上にかぶさっている 日本橋、新宿のネオン街、さらにはコンクリートの護岸や絡み合う電線、歩道の宝くじ売り場 、自販機の林立、シャッター商店街など、町の中のありふれた景色についても取り上げています。 特にネオン街や広告看板の洪水には、日ごろからいい思いがしていなかったので、 特に痛快味を感じていました。広告看板に使われる色って、赤とか黄色とか、けばけばしい 色が多いじゃないですか。できるだけ目立たそうと思ってのことでしょうけど、「下品な会社ほど赤色を使う」他にも、「無差別な広告看板の洪水」、「日本を代表する名所に、あまりといえばあまりな仕打ち」 「夜の道を照らす照明の役割ではあるまいし」etc・・・。 僕らが街で見ていて、嫌だなと思うところを、ここまで取り上げて、痛快なコメントを残しているのも嬉しいし、面白いし、痛快味があります。 これら取り上げられている事例を見ると、日本では、官民とも、街の景観には、まるで無頓着で、その他のものを、何よりも優先しているのが、改めて分かります。 ヨーロッパ、特にパリでは、建物の規制が厳しいのですが、そのため待ちの景観が守られているようですし、日本でも、京都、仙台が町並みがきれいだと思っていたのは、けばけばしい看板や広告が少ないことですね(もっとも、京都は、京都タワーが建ってからは、どうかと思いますが)。 横浜は、中華街は景観が悪い見本ですが、山下公園近辺やみなとみらいは景観がスッキリしていて いるかな?ランドマークがどう取られるかは分かりませんが・・・。 一方で、神戸の建築家の方が、「悪い景観100景を考え直す(1)」と「(2)」というものを立ち上げた方もいて、挙げられた70景に反論のコメントを載せています。 「看板によるにぎわいの演出」、「収益をあげるテクニック」、「都市的景観」、などと反論を しているのも面白いです。でも、反論しきれていない、できないスポットもあるみたいで、 ちょっと反論としては弱いですね。 でも、この方の話にもありますが、景観論議って、主観の対立がつきもの(どんなことにも そうですけど)で、「考え直す」管理人さんも、「100人規模の地域でも全員一致はあり得ない。異なる主観を持ち寄って対話して初めて共通の認識が生まれると言うことを示したかった」そうです。 ちなみに、前述の通り、褒め言葉が思いつかないところもあったそうで、読者の知恵を拝借したいとのことです。 長くなりましたが、最後に、個人的に景観の考えを。 いろについては、町並みの色彩、やはり統一感を持たせた方がいいと思いますし、青、緑、茶色など、自然に近いイメージの色がいいでしょうね。赤とか黄色、ピンク、黄色などは、それ自体が 目立ってしまうので、それらが集まると、どうしてもけばけばしい印象を与えてしまうことと、 周辺に不釣合いな高層建築物もいかがなものかな?と。そうなるとランドマークタワーも引っ掛かるんですけど・・・。あとは電線もなんとかならないかな~。地下に埋めるのはお金がかかるのは わかるんですけど、やはり電線が表面に出ていない方が、町並みが非常にすっきりして見えますからね。平塚駅南口と、そこから続く住宅街は、電線がないので、非常にスッキリしていますからね。 この話、奥が深そうなので、まだまだ書けそうな気がしますが、ひとまずここで。 機会があったら、また書こうかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月28日 16時09分53秒
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