テーマ:いい言葉(574)
カテゴリ:言葉
「上善は水の如し」(老子)これは理想の姿勢(生きる)を説いた言葉です。
これは水の特徴から人もかくあるべし、 ということを「上善如水」として簡潔に表しています。 意味は、 水は柔軟である。 器の形に応じて自らの形を変え、形にこだわりが無い。 水は低いところに流れる。 ここでいう低いところとはもちろん謙虚であるということ。 才能や地位や名声をひけらかすな。(それは器と反比例する) 水には力がある。 台風後の川の濁流のように、時として水は破壊的な力を持っている。 満々と水を湛えた大河や湖はとても静かな深みを持っている。 しかし、その力たるや外からでは計り知れない。 また長い年月をかけた一滴の水は岩石をも削り取る。 「上善如水」 水は柔軟である。水は低きを好む。水は力を秘めている。 ピュアであれ、とだけ説いているわけではない。 人は清濁併せ呑まなければ魅力はない。 こんな感じでしょうか。 少し自分なりの解釈をいれましたが、概ね誤りはないと思います。 それでは、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月03日 12時51分00秒
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