カテゴリ:読書
「明治宮殿のさんざめき」は明治天皇と貞明皇后の「奥」の話集だった。「表(仕事中)」の本はたくさん出版されているがなかなか「奥(私的な時間)」の話は珍しいと思う。明治天皇は表では厳しい対応をしていたが奥では普通のおじいさんで女官や后・幼き昭和天皇や弟宮と遊んだりしており、微笑ましい家族像が描かれていた。現代人にもわかりやすいように書かれており
とても古き良き皇室が垣間見れた。「ドロボー公務員」は元政府の外郭団体に勤務していた著者(若林亜紀さん)の新書で題の通り、公務員の悪行がいろいろ書かれていた。税金を湯水のように使い、天下り・渡りや勝手な○○手当を作るなど国が破綻しそうなのにどこ吹く風か…ということが書かれていた。この本では選挙でのお金や地方の政治(阿久根市の話)や年金話が中心だった。個々の感想は書かないが、よくここまでお金が好きなんだな~と感心した。公僕なのに、既得権益や給料UPの事しか考えない役人が多い事に驚く。このまま続くとギリシャみたいに破綻するだろう。なかなか興味深い内容だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 19, 2011 04:47:36 AM
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