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高尾天狗の山歩記(やまあるき)

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2005.07.16
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首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「八王子城跡トンネル」の坑口近くでオオタカの営巣が1996年から、毎年、確認された。

猛禽類は食物連鎖のピラミッドの頂点に存在するために 自然環境の健全性のバロメーターであることが認識されてきています。
特にオオタカは肉食動物であり生態系の頂点に位置する猛禽類で、環境指標生物として良く知られている。
欧州、アジア、北米と広く分布し、国内では31都道府県で繁殖が確認され約1000羽が生息しているとみられているが、詳しい生息環境は分かっていない。
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」による「国内希少野生動植物種」に指定されている。
環境庁の作成した「緊急に保護を要する動植物の種の選定調査」の「我が国における絶滅の危機に瀕している野生動植物のリスト」(日本版レッドデータブック)の中でも、オオタカは、「絶滅の危険が増大している種または亜種」として「危急種」に指定されている。


オオタカの営巣木は、圏央道八王子城跡トンネル北側の坑口と同じ斜面にあり、距離は約200mしかないため、このままトンネル工事が進み圏央道が貫通すればオオタカの営巣地は狭められ、オオタカの繁殖に重大な影響が出ることは明らかであり、さらに、営巣地を失うおそれがある。

建設省の計画では、同トンネルは長さ二千三百八十メートル。
八王子市西部の下恩方町地区と元八王子町地区を結び、八王子城の城郭があった深沢山(標高四六〇メートル)を貫く。
オオタカは、トンネルの北側坑口から約二百二十メートル南方のほぼ真上で営巣していた。(八王子城は戦国末期の山城で、現在は国の史跡です)ある自然保護団体の若手メンバーは「圏央道反対の運動は政党色が強く、広がりがない。
どうしたらオオタカを保護できるのか、幅広く論議すべきだ」と指摘する。      
種の保存法では、国内希少野生動植物種について、その個体の生息・生育地および一体的に保護を図ることが必要な区域を加えた生息・生育環境を保全するため、必要に応じ生息地等保護区を指定できるとされているほか、捕獲及び譲渡等の規制、保護増殖事業、調査研究等が行われることとなっています。

このオオタカの存在が今後の圏央道計画にどのような影響を与えていくのだろうか



一人ひとりのすこやかな毎日のために。【健康食品・自然食品のミコー】









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Last updated  2005.07.16 15:08:45
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