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高尾天狗の山歩記(やまあるき)

高尾天狗の山歩記(やまあるき)

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2005.07.21
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もともとブナと言えばかなりの深山でないと見られないと考えている方が多いと思います。確かにその通りで、そもそもブナはかなり寒冷な気候と多量の降水あるいは積雪がないと育たないはずの樹木です。

西日本ではだいたい標高1500メートル、東日本で標高1000メートル以上が普通と言われています。ところが高尾山の標高はわずか600メートル足らず、新宿からなんと1時間で目の当たりすることができるのです。都心からもっとも近いところにあるブナ林が高尾山のブナ林といえるのではないでしょうか。


この高尾山のブナは樹齢が約200年のものが多いようです。どうやら一説では江戸時代半ばに1700~1800にかけて発生した小氷期と呼ばれる寒冷な気候のおりに何かのきっかけで芽生えたものが今日まで生きながらえたといういいます。確かに高尾山のブナは不思議なことにこの時代以降の若木は生えていないのです。

ところで高尾山のブナには、どこで会うことができるのでしょうか。高尾山のブナは、およそ90本弱と見られています。またイヌブナはおよそ800本。イヌブナのほうがブナよりもやや低いところで見ることができます。

まず、ブナですが、ケーブルカー高尾山駅改札口正面にあります。高尾山のブナの中でも、ここが一番低いところに生えている木でしょう。イヌブナは、1号路の男坂と女坂の間にある小山に上るとわかりやすいのですが、斜面いったいがイヌブナ林となっています。そしてこのイヌブナの間に高さ15メートルほどの樹肌が白いブナが見え隠れしています。また、イヌブナについていえば自然研究路4号路は、イヌブナの路と呼ぶ人もおり、みやま橋と名づけられた吊り橋からの上り坂はイヌブナが目立ちます。
いずれにせよ、これらの自然研究路は、よく整備されており、樹木に名札がつけられるなどそれぞれの木がわかりやすく説明されていますので、初心者でも比較的わかりやすいと思います。



高尾山にトンネルは似合わない
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Last updated  2005.07.30 21:07:45
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