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家でよく作る昼飯のメニューに焼きそばがある。
ソース味とか醤油味、洋風にしてケチャップ味とかバターやオリーブオイルを使ったりとか・・・。 みんな味付けは自分の好みにして食べていると思うんだけど、麺はどうしてる? 大体「○ちゃん」か「3玉1袋240円」とかの麺だと思う。 だから食感や麺の味はいつもおんなじ。 自分もそれが当たり前だと思っていた。 それが3年位前に沖縄で美味しい焼きそばを食べた。沖縄には沖縄特有の「沖縄そば(すば)」があり、「うどんみたいだ」「讃岐うどんみたい」という人がいるようにラーメンでもなくうどんでもない。 沖縄の地方によっても違うが麺はラーメンの麺より太く、むしろ饂飩の太さに近い。しかし小麦粉にカンスイの代わりに木灰汁を使うのでラーメンのような硬さが出てくる。 ようはラーメンと饂飩の中間。太くてモチモチしていてぼそぼそ感がある。 その沖縄そばの麺を使って焼きそばを作っている店が「我部祖河食堂」。ここはソーキそば(骨付きバラ肉を甘く煮付けたソーキをトッピング)の発祥の地で有名なんだけど、それより焼きそばのほうが数段旨い。普通の焼きそばと焼きうどんの中間の美味しさ。 「我部祖河食堂」はチェーン展開しているから沖縄北部やんばるまで行かなくとも食せる。 何とかこの沖縄そばの麺を入手して焼きそばを作ると本当に美味しいよ。(自分は銀座のわしたで購入)ネックは値段が1玉120円位と高いんだけどそれに見合う味になると思う。 もうひとつ美味しく作るには途中で蒸し焼きのために入れる「だし汁」。 多分家では水でごまかしていると思うけど、出来たらだし汁。面倒ならダシの素(天然だしが良いけど)を溶いて入れる。面倒なら粉を麺にかけて水を入れる。本当は水じゃなくてお酒が良いんだけど・・・。 台湾風の焼きそばには乾麺を使うと良い。卵麺、海老麺があるからどちらでもお好みで。(ちなみに自分は卵麺) たっぷりのお湯で硬めに茹でて、お湯を切る。 熱した中華鍋にたっぷりの油。そこに戻して微塵にした干海老をいれ香りを出してから麺を投入。 味付けは老酒、オイスターソース、醤油、干海老の汁の合せ調味料。 最後に微塵の葱たっぷり。 本当に旨いですよ。 ちなみにこれは赤坂の「杏x村」の作り方。(だと思う。直接聞いたわけではなく味を勝手に盗んだんで・・・。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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