テーマ:道徳。(180)
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芥川の遺書から言えることは、
第三者が意味を推察すればするほど、 本人の決断からは遠く離れていく。 という事ではなかろうか。 溢れてしまった最終的な一滴を見つけたところで、 本人がそれだけで決断したとは言えない。 またそれまでに溜まっていたものの内、 どれが決定打だったのかを突き止めたところで、 それも本人がそれだけで決断したとは言えない。 テンションなんだと思うよ。 本人にもどれが真意なのか定めることなんて出来ない。 思慕と同じように、最終的な決断は本人にもこれだという確信は、 どこにも無いんだと。 答えを出す事自体が答えから外れてしまう。 夫人が良かったですねと声をかけたのも、 それ以外の感情が見当たらなかったんだろうと思う。 意味じゃない、それがこの人の結論だったと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.24 09:10:29
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