タケノコmaxのパソコンでオーディオ

以前パソコンのHDD冷却のために扇風機を使っていると書いたが，そのうるさい音と邪魔な大きさに耐え切れず，USBから電源を取って動作する小型扇風機，USB-TOY25を導入した。


左はパッケージ写真（写真はクリックで拡大します）。裏にはMaid in Chinaの文字があり，日本語の説明はシールにあるのみで，まるで輸入品のようなパッケージ。

箱を空けるとちょっと予想外の大きさと重さだった。本体は丁寧に梱包されていた。写真右はMicrosoft IntelliMouse Opticalと並べたところ。サイズはW75×D75×H260mmで重さは190g。USBケーブルの長さには意外と余裕がある（150cm）。


NEC Valuestar Xの通気孔に直に風を当てているところ。電源スイッチや風量スイッチなどはついておらず，USB端子に繋ぐとすぐに回りだす。音の大きさは，ネット上で散見される評判通りといったところ。これまで使っていたEUPAの安い扇風機の弱よりは小さいが，国産メーカーの扇風機の微風やPC内部の静穏ファンに比べるとややうるさい。軸周りがしっかりしていないのか，風切音の他に軸が細かく振動するような音が時々聞こえる。しかしこの種のUSB扇風機のほとんどが盛大な音を発し，お遊びグッズの域にとどまっている中，これは十分実用に耐えうる範囲の音だ。

羽にカバーがなくむき出しのままで回るので，ヘッドホンのケーブルなどが触れたりしないよう注意が必要だ。アーム部はまさに自在に動き，長さも18cmあるのでかなり自由な形に変形できる。しかし柔らかすぎて固定されないという心配はない。風量は，写真のように外付けPC用ファンとして使うには十分すぎるほど。もちろん通常の扇風機としては使い物にならないが，近くで顔などに直接向けてやれば意外と涼しいかも。

長時間使用していると音が大きくなったりするのが少し不安だが，1000円以下という値段を考えると極めてコストパフォーマンスは高いと言える。あとは，静穏ファンのように無音に近い音で，これと似たようなデザインのUSB接続のもの，できれば風量調節や電源スイッチのついたものが出てくればよいのだが…

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