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(6)仕上がり/会計
「お帰りの時、どんな気持ちになってもらえるか」 さあ、ヘアスタイルの完成だ。 お客様の思ったとおりのヘアになっているか・・・。 言うまでもなく、この仕上がり次第で、また来てもらえるか、 そのままそれっきりになってしまうかが決定する。 だから、仕上がりでお客様に満足してもらう、というのは、 大前提。 できて当たり前と考えてなきゃだめだ。 お客様の心理でいうと、 「満足!」 になってないといけない。 でも、お客様にとっては、満足したからといって不安がなくなる わけではない。 この瞬間でのお客様の不安とは、 「家に帰ってからも、この髪型にセットできるかなあ」 というもの。 だからここでは、カウンセリング時と同じように、デザイントーク、 テクニカルトークをフルに活用しなければならない。 アフターケアのやり方、普段自宅で使うようなクルクルドライヤー の使い方などを詳しく伝えて、 「このまま家に帰っても、明日からも大丈夫」 という状況をつくってあげる。 ちょっとしたコツも、説得力を持って伝えれば、必ず安心してもらえる。 そして会計。 これは順番でいうと、もっと最初の方・・・カウンセリングの段階で、 お客様の不安を取り除いておいてあげないといけない。 まず予約の段階で、だいたいいくらかかるか、という料金表をお送りする。 で、カウンセリングの段階でのデザイントーク、テクニカルトークの結果、 料金がいくらかかるか、ということを明確にしなきゃいけない。 そうじゃなければ、お客様は、この「会計」の瞬間まで、 料金のことで、不安を抱えていないといけないからね。 とてもサロンで心地よい時間なんて過ごせないんじゃないかな。 だから、この瞬間は、ここでお客様に不安があること自体、失敗。 お客様の心理としては、 「納得!」 になっていないとね。 (「すべては記憶に残るサービスのために」金井豊著より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.06.27 00:18:32
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