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カテゴリ:研究、勉強関連
無事に……というわけでもないのですが、とりあえず経済史の発表を終えてきました。
江戸時代のある村を取ってきて、そこにおける小作契約を見て、 典型的なモラル・ハザードのモデルが当てはまるかどうかと実証する、というものです。 より具体的にはlimited liabilityモデルを考えまして、 出来高に対する小作人(agent)のシェア(インセンティブの大きさ)が、 (1)外部賃金の大きさと正の関係を持っているか、 (2)出来高の分散の大きさと負の関係を持っているか、 という2点をテストしてみよう、ということです。 (いくつかのselection biasがないという点で、データの質はいいのですが、 いかんせんデータ数が少ないという問題があります) もう少したくさんデータがあれば、 他の仮説もいろいろと考えてみたいのですがねえ。 発表そのものについては…… まあわかっていたことですが、英語45分はさすがにきついなと。 事前に何度かしゃべる練習したし、原稿にいざというときのセリフを書き込んでもいたので、 一応しゃべりきることはしゃべりきったのですが、 いずれにせよ、まだまだ改善の余地はあるなあという感じです。 とりあえず今日はゆっくり休養しようっと。 木曜締め切りの宿題をあとひとつ出せば、今学期は無事終了です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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