テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2008年
★+
鑑賞No:01709 製作:2008年 監督:中島哲也 出演:役所広司/アヤカ・ウィルソン/妻夫木聡/土屋アンナ 患者も医者も看護婦も癖のある者ばかりのとある病院。その中でも偏屈ジジイで通っている大貫はみんなの嫌われ者だった。ある日、大貫は自分が大事にしているライターを少女パコが盗んだと誤解し殴ってしまう。後になって、パコが事故の後遺症で1日しか記憶が持たないことを知った大貫は後悔し、今までの態度を改めることにした。そしてパコのために、彼女が大切にしている絵本「ガマ王子対ザリガニ魔人」を院内で上演しようと提案する・・・・。 豪華な出演陣、原色を主体とした色彩とCGとの融合による映像びと非現実感、従来の邦画とも洋画とも違う世界観、そしてオーバーアクションと扮装・特殊メイクによる奇抜感、あらゆる意味で今までの常識を打ち破る映画だった。 ただ注目点は多いものの、面白いかといわれると個人的には全然面白くなかった。ファンタジーに理解がないのか、常識にとらわれすぎているのか分からないが、常識を打ち破った内容が結構わざとらしく、奇をてらった演出のようでかなり違和感があったからだ。 総合的にはかなり低評価となったが、出演陣の、これまでのキャリアをかなぐり捨てたような熱演には拍手を贈りたいし、パコを演じたアヤカ・ウィルソンはキュートで可愛かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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