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シダタク物語

シダタク物語

南房総6台ツーリング

南房総6台ツーリング


いつもはみんなに付いて行く集団ツーリングですが、今回は無謀にも私等ですべて計画したツーリング。
初対面の方も居たし、プレッシャー大。

今回はミドルクラスが4台に大型が2台。
いつものように車種はバラバラで、オーバーリッター車から250のスクーターまで。
しかしミドルクラスが大型より多いのは、今回が初めてです。
楽天で知り合った女性ライダーのSさんも御一緒に。


2005年11月26日(土)


朝の6時半に地元の駅前で待ち合わせ。
やはりもうこの時期の朝は寒い。

駅に着くと、初対面の仮面ライダーさんとSさん、そしてユニーレッドが待っていた。
挨拶を交わしていると、250スクーターのYちゃんも合流し、まずは第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路で三浦半島の久里浜へ。
久里浜から8時15分発のフェリーで千葉の金谷に渡る予定。


色々あって、ちょっと予定より遅れて7時過ぎに高速へ。
高速に乗ってしまえばあとは早い。
最後のHさんの待ち合わせ場所である横須賀PAまでは1時間もかからなかった。
しかし待ち合わせよりも20分、Hさん待たせちゃったけど。笑

そんな訳で船を1時間ずらすことにし、9時15分出航の船にしたのでしばらくPAで休憩。
これで6台全部揃ったのだが、私とユニー以外は初対面の人が多いので、ここでいろいろと挨拶を交わす。

8時半にPAを出発し、終点の佐原ICで下りて久里浜港へ。
港が近づくにつれて潮の香りがしてきた。


久里浜港


出航30分前に港へ着くと、乗船待ちのバイクはまだ2台のハーレーだけだった。
バイクは一度に18台までで早い者順なので、これだったらすぐ次の便に乗れそうだ。
無事に6台分の乗船券をゲットし、係員の指示に従って船に乗り込んだ。


船内


バイクは一番先に乗り込めたので、座席は好きな所が確保出来る。
しかし私達はデッキで外を眺めていた。

バイクは端っこの空いているスペースに固定され、ほとんどは車でいっぱいになっていった。
観光バスも乗っていたのには驚く。
アクアラインが出来ているとはいえど、船の利用者も結構多いものだ。


船のデッキから見た久里浜港


海鳥
海鳥がずっと付いてきた。


メンバー
船酔いは大丈夫。


金谷港
千葉の金谷港。


乗船時間はたかだか35分ですが、自走とは違ってまた一味違う魅力を満喫出来ました。
ツーリングでの船旅は初めての方も居たみたいだし。
千葉の港に到着すると、なんだかすごく異国の地に来たみたい。

金谷からR127で南下し、一気に南房総へと向かう。
ここからだとそんなに距離はない。

館山市を過ぎて洲崎灯台、房総フラワーラインとぐるっと周る。
途中マラソン大会をやっていて、パトカーの先導でしばらくトロトロペースが続いたのには参った。
そしてフラワーラインだが、残念ながら花は咲いていませんでした。
秋は駄目なのか?
ていうか、工事中みたいな感じ?
冬でも何か咲いているの見たんだけどなぁ。

金谷から1時間走った後、南房総まず最初に訪れた観光場所は涅槃佛のお釈迦様が居るお寺へ。


寺
南国チックなアジアンテイスト溢れるお寺の敷地。


拝観料を払って中に入ると参拝客は我々だけで、目の前に現れた巨大な涅槃仏を見て興奮。
1人のお坊さんが参拝の仕方の説明を始めた。
ここの参拝の仕方はやはり独特なもので、靴を脱いで御釈迦様の周りを合掌しながら3周し、スロープ状になっているので最後に御釈迦様の足の裏に辿り着く。
そして足の裏に両手と頭を当てて願い事をする。
6人靴を脱いで合掌しながら周りを歩く姿は、傍から見たら異様な光景だろう。


涅槃仏1
写真撮影は、お釈迦様を撮る時は必ず人を入れて写さないといけないようです。


涅槃仏2
タイガーアッパーカット!!
波動拳!!
知っている人は知っている有名なゲームの1場面を真似てみました。
釈迦の顔の位置は左右逆ですけど。
俺等もまだガキだなぁ。笑


参拝の後、無料のお茶を啜りながら見晴らしの良い展望台で休憩。
海が見える。
やはりここは房総半島最南端の地だけあって、とっても暖かい。
温度計は21℃になっていた。

さて、シーサイドを走ること10分位で、本当の最南端である野島岬に到着。
駐車場にバイクを停めると、漁船はすぐそこに陸揚げされていて、周りは海の幸の定食屋ばかりであった。


野島岬
早速灯台に向かいます。


灯台
灯台の中には入れなかったので、そのまま先に進む。
青い空に真っ白な建物で、見事なマッチングの綺麗な灯台だった。


房総半島最南端の碑
房総半島最南端の碑にて、お決まりの記念撮影。
あとは岩場の先に広大な海が広がっていた。


ベンチ
大きい岩の上に、ぽつんと2人用位のベンチが。
千葉県で最も南に設置されているベンチには間違いない。
当たり前か。


海岸
私もこのベンチに座って、綺麗な朝日と夕日を拝んでみたいものだ。


岬を歩いて駐車場に戻ると丁度お昼過ぎなので、ここで昼食タイムにすることに。
お店は沢山あっていろんな所から声を掛けられる。
どこにしようか。


定食屋
結局駐車場前の定食屋に入る。
実は、バイクを停めた時からすでに声を掛けられていたんで。
おばちゃん達の逆ナンに引っ掛かってしまった。


しかしこれが正解。
広い座敷でゆっくりとくつろいで食べることが出来た。

みんなお勧めのアジ定食を頼む。
値段はそれなりにしますが、とても美味しかった。
アジのたたき、さんが焼き、そしてアジフライはすごくやわらかいし。
海鮮の珍味あり、私にはちょっと多すぎましたが、全部頂く。
みんなよくご飯大盛りなんて食えるなぁ。
海の幸を十分堪能出来たと思う。

再び海岸線を今度は北上していく。
温泉にでも入って疲れを取りましょう。
当初昼飯に予定していたくじら屋は、通りすがりに見た時に集団のツーリングバイクが何台も停まっていて混雑している様子。
有名だもんな。

鴨川市を抜けて、天津から山へと入っていった。
今日はじめてのワインディングである。
この辺は暖かい気候のせいか紅葉はこれから見ごろを迎えていて、山の中はすっかり黄色く染まりはじめていた。
しかしおかげで狭い峠道に多数の観光客の車がすれ違えず、渋滞を起こしていた。
完全に対向車と行き違いが出来なくなっていて、ドライバー達は外へ出てお手上げ状態だった。
我々バイクは車を少し端に寄せてもらい、申し訳なさそうにすり抜けていった。
こんなに紅葉を見に混雑しているとは。
案の定、この近くにある第一候補の温泉は車でいっぱいで、そそくさと第二候補へと向かったのは言うまでもない。
そして迷いながらも亀山温泉に到着。
峠道の渋滞はまいった。


亀山温泉1
内陸部に入り、亀山湖畔にある亀山温泉に到着。
ここの温泉は真っ黒なお湯で、出た後もしばらくは体がポカポカ。
広いし空いていたしで、いい休息に。


17時過ぎに亀山温泉を出発。
外はもう真っ暗で、後ろが付いてきているかはライトで確認するしかない。
木更津北IC付近は渋滞していたが、難なくすり抜け。
しかし集団だと、前の人はきちんと後ろを確認していないとはぐれる可能性高し。

木更津北ICからアクアラインへ。
当たり前だが海上からの景色は何も見えない。
18時過ぎに海ほたるで休憩。


フリーウェイ250
Yちゃんの250スクーター、「フリーウェイ」
コックピットには灰皿やドリンクホルダーやホットグリップ、それになんとオーディオやカーナビまで装着されている。
まるで車のようだ。
案の定、カーナビには助けられた。


海ほたる1"


海ほたる2
綺麗にライトアップされていて、とても混み合っていた。


1時間以上もくつろいで出発。
アクアラインのトンネルを一部の方達が爆走し、そのまま川崎へ。
間違えて首都高の料金所に入ってしまうハプニングもあったが、無事に府中街道へ辿り着く。
20時頃に川崎市内で仮面ライダーさんとsemoさんとお別れする。
今日は付き合って頂いてありがとうございました。
お二人が参加したことで、他のみんなも楽しめたと思う。
また次回を約束し、2台と走り別れた。

その後、私とユニーレッドとYちゃんで地元の知り合いの定食屋さんへ行き、日付が変わる時間まで延々くっちゃべってから帰った。


有料道路代
京浜川崎IC~佐原IC 1300円
木更津北IC~アクアライン 2850円

フェリー代
久里浜港~金谷港 1280円

拝観料
500円

昼食
お勧めアジ定食 1500円

温泉
1000円


総走行距離 286キロ


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