コードネームと、構成音について
説明の仕方はいろいろありますが
これは、生徒さんに
初めて和音とコードネームを教える時の
レッスンの進め方です。
私の場合は、2段階で。
【第1段階】
長調の音階の 『はじめの5音』を
全部教えてしまいます。
ハ長調(Cメージャー)であれば、
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド のうち
初めの 「ドレミファソ(CDEFG)」。
これを「ド」の英語音名「C」から
「C(メージャー)ポジション」と覚えます。
変ニ長調(D♭メージャー)であれば
レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭ シ♭ ド レ♭ のうち
「レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭」 の5音だけ。
「D♭ポジション」と 覚えます。
こうして 覚える、長調の5指ポジション。
C ・D♭・D ・E♭・E ・F
G♭・G ・A♭・A ・B♭・B。
全部で12個の ポジションを覚えたところで、
↓
【第2段階】
それぞれ ポジションの頭から
第1音・第3音・第5音を組み合わせます。
Cポジションなら
「ド レ ミ ファ ソ」から ドとミとソ。
コードネームは「 C 」となります。
同様に
D♭ポジション「レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭」から
レ♭とファとラ♭で、コードネームは「 D♭ 」。
ポジションの名前が、
そのままコードネームとなるので
すんなりと 覚えてもらえます。
:補足:
早く、正確に覚えるコツは 覚える順番。
グループ1【C・G・F】(ハ・ト・ヘ)
グループ2【D・A・E】(ニ・イ・ホ)
グループ3【D♭・A♭・E♭】(変ニ・変イ・変ホ)
そして
グループ4【G♭・B♭・B】(変ト・変ロ・ロ)
と 4つのグループに分けて覚えていくのです。
(何故 この順番なのかは、弾いてみるとわかります。
実際に 弾いて確かめてみてください♪)