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カテゴリ:タイ人旦那
今日も寒いネタですよ。 いや、ネタが寒いんじゃなくて、寒いということがネタです。(え?どっちも?) 先週末からのこの寒さ、私の住むバンコクだけではなく、北部や東北部はもちろん、 南の楽園・プーケットなどからも低温情報が報告されています。 この寒さ、中国上空から張り出した高気圧の影響で、さらに数日続くとか。 私はタイで暮らし始めて8年目となりますが、こんなに寒いのは始めて。 タイで、日向を選んで道を歩いたのは今日が始めてだと思います。 お日様恋しい、あったかいスープが恋しい。。。 それもそのはず、旦那がどっかから聞いてきた話だと、この寒さはおよそ50年ぶりの寒さだそうで。 まさに記録的、歴史的な寒さ。 北部や中部ロッブリー県などでも現在7名の凍死者が出ているそうです。 バンコクの予報を見ていると、最低気温で14,5度となっていますが、 北部にかけての内陸部では朝晩などは軽く10度以下、0度近くになることもあるようで。 もちろん日本で10度と言えば寒いは寒いも、ウールのセーターやコートを着込めばなんでもない寒さ。 お家に帰ってヒーターなりコタツなりをつければどうってことない気温です。 しかしここタイでは、ウールのセーターなんて持ってない人のほうが圧倒的。 ヒーターもなければコタツもなく、おまけに地方の家なんかだと家自体、ほとんど野営状態。 旦那の実家とその周辺を思い起こしてみるに、 屋根はあるし壁もある。 しかし窓にガラスがない、 屋根と壁の間が思いっきり開いている、なんて家がザラ。 それもそのはず、タイにおいて、家は雨と日差しを避けるものであって 寒さを避けることを目的として建てられてはいないのです。 布団だってあるんだかないんだか、毎日ゴザみたいなのの上にごろり~んと雑魚寝してる人がけっこう普通なんじゃないかと。 そんな状況でいきなり1度とか2度なんて気温になられちゃ、そりゃ死んじゃう人もいるでしょうね。 うーん・・・熱帯ならではの凍死ですね。 今年は特に寒いのですが、しかし毎年この新年前後の時期というのはそこそこ気温が下がります。 特に北部・東北部の山間部などでは標高があるだけにかなり冷え、毎年0度近くになるのだとか。 そこで毎年、この地区に住む山岳民族の人たちに政府?だかボランティア団体?だかから毛布や防寒着の寄付があるそうです。 今朝、旦那と一緒に車に乗っていると、そんなニュースをラジオでやっていました。 そこで旦那が一言。 「去年の毛布はどうしたんだ? どうして同じ村に毎年毎年同じように毛布を配るんだ?」 あ、これ、旦那が毎年この時期に口にするセリフだ。 なんでも旦那曰く、 毎年毎年この時期になると決まって山岳民族の村に毛布が寄付される。 毎年毎年だ。 去年寄付した毛布と防寒着はどうした? 洗濯してしまっておかなかったのか? 寒さが過ぎても、また次の年の同じ時期になれば寒波がやってくる。 どうして来年のために今年使い終わった毛布と防寒着を大切にしまっておかないんだ? 来年になれば、また新しい毛布と防寒着がタダでもらえるからと、 古いものをぞんざいにしているんじゃないのか? どうして毎年毎年同じ村に同じものを寄付しなきゃならないんだ。 無駄だ。 ほー、なるほどね。 もし本当に同じ村、同じ人々に毎年毎年同じものを寄付しているんなら本当に無駄ですよね。 それとも、今年はA村、来年はB村、と少しずつ寄付しているの? それとも、毎年毎年毛布を寄付しているけど、毎年毎年それは村の人口に対して数が十分じゃないとか?! それとも、寒季が過ぎればまた猛暑となり、その間に毛布はぜんぶ虫さんに食い尽くされてしまうとか??? ま、真相はわかりませんが、無料でもらえるから、誰かに助けてもらえるから、と自己管理をしないとしたらその姿勢は許せませんね。 というか、旦那君、君にそういうダメ出しをする発想があったのなら、 君こそ自分の財布にその管理意識を反映させたらいいのでは?! こいつ、人に厳しく自分にやさしい、タイ人の典型のような男だな。 ともかく、今年の寒さは後々までの語り草です。 みなさん、風邪などひかないようにこの寒波を乗り切りましょう~! 「さむい日は新聞紙があったかいヨ」byたまのすけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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