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カテゴリ:朝ドラ「だんだん」
NHK大阪放送局で、秋のふれあい広場「BKワンダーランド」を11月1日から3日間開催します。 連続テレビ小説「だんだん」のスタジオセット公開や、三倉茉奈さん・三倉佳奈さんを迎えてのトークショー、大阪局制作番組の公開生放送、展示などイベント盛りだくさんです。 詳細は、こちらで。 - - - - - 今日(10/18)の『だんだん』第18話、ちょっとがっかりでした。 両親の離婚の理由、どんなにドラマチックな、やむに止まない事情があるのだろうかと期待してたんですが・・・ 私の予想では、 昨日、「オヤジを見たのは、それが最後になった」と言ってたので、 父が急死して、お母さん一人じゃ可哀想だから、忠は松江に帰ると言った。 でも、真喜子が松江行きを反対した。 それで、これまでの価値観の合わなかったのが一気に噴き出して、喧嘩別れした・・・ そう予想してたんですが・・・。 全然、違いましたね。
忠さんと真喜子さん、こんなに自分勝手だったなんて・・・ 幻滅してしまいました。 忠さんは婿養子に入ると約束しましたが、 すぐにボクシングを辞めたのではなくて、全日本新人王(ウェルター級)の決定戦に出場しました。(82年春) それで、判定になり、僅差で負けてしまいました。 最後の左ボディアッパーが決まっていれば勝てたのに、一瞬、真喜子のことを考えて踏み込みが遅れた。 ボクシングは邪念が入ったら負ける・・・と、負けたのを真喜子さんのせいにしました。 一方、真喜子さんは、負けて、ほっとしたそうです。 これからは新しい暮らしが始まる、きっと幸せになれる。 そう思ったのは、身勝手な夢で、忠さんの気持ちを分かっていなかった。
忠は、ボクシングを辞めて、真喜子の実家の呉服問屋「いち條」に婿養子に入り、修行を始めました。 でも、魂を落とした抜け殻みたいになってしまいました。 真喜子はこれでは駄目だと思い、2人で家出してしまいました。(82年夏)
とんでもないですね。 これを条件に結婚を許した父・隆康さん(一条の旦那さん)が可哀想です。 春にボクシングの最後の試合をして、家出したのが夏。 夏と言っても、めぐみ達が生まれる前だから7月位でしょう。 3ヶ月位しか、修行してないじゃないですか!
そして、2人は大阪のボクシングジムの近くに、アパートを借りました。 まもなく、おなかの子が双子だと分かって、2倍嬉しいと思いました。 忠は、子供が生まれる頃には、ファイトマネーで生活していければいいなと思いました。 この頃が一番、幸せだったと真喜子さん。 そして、8月16日、双子が生まれました。 双子が生まれた時、一生懸命、2人で名前を考えました。
めぐみは、愛に恵まれますように・・・ のぞみは、望みが叶いますように・・・
真喜子「生まれてきてくれて、おおきに」 忠 「生まれてきてくれて、だんだん」
全然、若そうに見えない後藤先生が映りましたが、後藤先生は京都医科大学の産婦人科ですよね。 この時、真喜子達は大阪に住んでいたのに、京都の病院で生んだのでしょうか? それに、一条を家出した後に生んだのに、祖父の隆康さんは、いつめぐみをあやしたのでしょう?
とにかく、双子の子育ては大変で、真喜子さんは育児ノイローゼになりました。 生活も苦しくて、電気・ガスが止められることもありました。 ある日、忠が帰宅したら、真喜子が寝ていて、めぐみとのぞみが泣いていました。 オムツも替えず、ミルクもやってなかったので、忠が怒りました。 「めぐみのおむつが変えとらん」 「それはのぞみや」 真喜子は逆切れしました。
「双子の見分けもつかない。 あんたの頭の中は、結局、ボクシングばっかりやないの!」
生活苦って嫌ですね。 生活が苦しいと心まで荒んでしまうんですね。
忠は日雇い労働に追われて、ボクシングに集中できず、苛立っていました。
ある日、松江のお父さんが亡くなったと連絡があった日、 真喜子が男2人に絡まれているところを、忠が助けようとして、相手を殴り倒してしまいました。 それは、「西日本新人王が暴力事件」と新聞に大きく書かれてしまいました。 忠は、ボクシングを続けることができなくなりました。 真喜子は責任を感じて、もう一緒に暮らしていけないと思ったそうです。
う~ん。 なぜ、この事件が離婚に繋がってしまうのか、よく分からないです。
離婚することになり、久乃さんが両方の親に連絡を取ってくれて、皆で今後のことを話し合いました。 初枝さんも真喜子も、めぐみとのぞみ、2人とも引き取ると、争いになりました。 間に入った久乃さんが、一人ずつ育てたらどうかと提案しました。 その時、のぞみが泣いたので、真喜子が抱き上げました。 久乃「それでよろしな。 それぞれ一人っ子として育てることにしまひょ。 この子らの幸せのために。 お互い、今後一切、連絡は取らんほうがよろし あんたらは、一生かけて、その小さい命を抱きしめて、生きていくんどすえ」 久乃さん、さすがです。 思い出話は、ようやく終わりました。
松江では・・・ のぞみ「何で再婚しはったん? お母ちゃんはうちを一人で育てはったのに」 忠 「・・・」
京都では・・・ 真喜子「めぐみ」 めぐみ「私のお母ちゃんは、松江におるけん。 知らん方が良かった」 - - - - - そうですよね。 めぐみは、今までが幸福だったから、こんな真相なんて聞きたくなかったんですよね。 どうしても知りたかったのは、のぞみの方。
立場の違いも出ましたね。 今日の告白は、それぞれの立場で話したところも少しあったから、どちらから聞いたかで、細かいところは違いそう。 視聴者は、両方聞いてるので、公平なんですが・・・
結局、真喜子さん達の幸福は、一条の家から逃げた時から、めぐみ達が生まれる時までだったんですね。 双子を実際に育てている人は、どう思ったでしょう? なんだか、がっかりな真相でした。 若気のいたり? 忠さん、ボクシングを捨てて、婿養子に入ると言った以上は、 せめて、1年位、頑張って欲しかったです。 最初に、ボクシングをやりたいと実家を家出したのと、 真喜子が言い出したとはいえ、一条の家を2人で家出したのは、重みが違います。 責任感なさすぎ・・・
予告編で、健太郎が「お父ちゃんは、卑怯じゃが」と言っていました。 今も昔も、卑怯なのは変わらないのでしょうか? 忠さんのキャラのイメージがドドンと壊れた回でした。
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