カテゴリ:週刊レポ外国為替
2007年8月6日に配信された外国為替予想レポート(週刊)をブログ投稿いたします。
8月3日の米国市場引け値までのデータをもとに計算したものです。 最新のレポートではないので、ご注意下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 外国為替予想レポート(週刊) Techni Hedge Forex : 6 Aug. 2007 (Mon) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ●先週の為替市場は乱高下。ドル円クロス円は下げ止まったかに見えた。 ●しかし金曜日にはNY株式と共に下落。下落再開の可能性も浮上中。スイスに異変。キャリー解消の重要な傍証とも取れる。 今週の為替市場予測、ハイライト:ドル円・長期予想:ドル長期弱気に転換した。 ドル円・中期予想:中期弱気中。 ドル円・短期予想:短期強気転換した。 ユーロ円・長期予想:傍観中。 ユーロ円・中期予想:中期弱気中。 ユーロ円・短期予想:短期強気転換。 ユーロドル・長期予想:長期強気中。 ユーロドル・中期予想:中期弱気中。 ユーロドル・短期予想:短期強気転換。 ドルスイス・中期予想:周期底を切り下げて弱気転換。意外な展開。 スイス円予想:中期弱気中。 ユーロスイス予想:中期弱気中。 豪ドル円:中期弱気中。 豪ドル/米ドル予想:中期弱気中。長期天井の疑い。 ボンド円:中期弱気中。 ボンド米ドル:中期弱気中。 カナダ円:中期弱気中。 米ドルカナダドル:中期強気中。 ユーロポンド:中期ニュートラル転換。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ドル円: 118.06(118.56)先週末NY為替市場終値 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ [為替市場焦点](本レポでは昨日とは先週金曜日、本日とは週明け月曜日をさします) 『昨日のドルは下落。特に対スイスで大幅に下落した。次が対円下落。 先週全体では、ドルはやはり下落したものの、対スイスとユーロでの下落幅が大きかったほかは、小幅の下落に留まった。』 クロス円は金曜日に小幅で下落、週全体では小幅に反発した。 ドルとクロス円はNY株式に左右されることが多かったが、NY株式指数は全て下落。 ただしブルーチップを代表するNYダウは、レンジ内で安値寄りに終了。 ヘッジファンドが最も多く組み込まれているラッセル2000株価指数は、直近安値を貫通して終了した。 今週明けは、米国株式指数の初期状況が最大の関心事となろう。 金曜日、雇用統計とISM系強指数は何れも弱目で米国株式の下落に寄与した。 しかし終了間際の急落は、やはりサブプライム懸念によるものだろう。 目先のドル安は予想通りの展開。 しかし、ドルスイスとユーロドルのドル下落幅は想定以上であり中期ドル高の見通しが不透明になった。 大乱高下局面があちこちに出現中であるが、方向性が定まらない難しい市場になりつつある。 またドル円も下落したことで全面円安のシナリオは後退。 むしろ金曜日の最終結果を見た後では全面円高の懸念も再浮上。 金融市場は全て乱高下気味で取引が難しい。 続落懸念を強く残すNY株式に連動する以外、選択肢の余地も他に無さそうである。 (なお、ブレークアウトはストップに対する抜けを告知しており、予想レンジに対するものでは 有りません。ご注意ください。) ドル円・長期予想:ドル長期弱気に転換した。(中略) ドル円・中期予想:中期弱気中。(下図ドル円中期週足売買シグナル:) 先週はシグナル点灯なし。ブレークアウト無し。 6月29日週123.14より弱気中。 ドル円週足は先週も下落続行した。今週は安値更新もありうるとの見通し。 しかし何処まで下げていくのかは予想しがたい。 節目は、前回も述べたように、11x.02円近辺に2006年5月からのトレンドラインが走り、先週はそこで引けた。 その下11x.20円に平行チャンネル、そして11x.60円近辺に第一黄金分割38%押しの節目が走る。 ドル円はテクニカル道標を辿って展開することが多く、これらのいずれかが目先の底入れ候補である。 今週の買いストップは119.58。(売りストップは116.54) 標準予想レンジは117.05~118.75。 陽線予想レンジは117.65~119.35。 陰線予想レンジは116.70~118.40。 ドル円・短期予想:短期強気転換した。7月20日121.47より弱気中だったが、8月1日118.95にて短期強気転換。 昨日のドル円は、先週レンジ内を下落。先週レンジ安値寄りに引けた。 引け値ベースでは先週の最安値で引けたことになり、週明けの東京市場で下落続行しやすい懸念を残す。 117.60円先週最安値を更新する可能性もあるが、それをもって直ちに下落継続かどうか判定するのが難しい。 乱高下がひどすぎて単純に下げただけでは、乱高下なのか下落続行なのか判断し難い為である。 これが仮に沈静化していれば、文句なしに下落続行の判定となりやすいのだが。 今週はドル円下落続行もしくは乱高下継続の何れかの見通しで始めることになる。 金曜日話題になったのが、ドル円の次に金利が低くキャリー取引の対象とされたスイスの上昇。 ドルスイスは2年来の安値を更新して今年最安値に(=スイス高)、次はドル円かとの連想が強く働く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.14 11:39:25
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