父と娘
為時さんとまひろさんの 父と娘です。父の娘への心配や心遣い、成人した娘の内面にズカズカ入るような事はせず、娘の気持ちを察して納得する父.父を気遣う娘、父の疑問に答え、父を安心させようと、明るく振る舞う娘。父は、んなわけないだろうと思いながら、娘を信じる父。あのシーンの空気感大好き。そして 定子とききょうの絆、こうして枕草子が生まれたのか、と 男同士の権力闘争とは全く別の次元の私欲のない繋がり。道長とまひろの逢瀬。あのシーンも美しかったなぁ。まひろの直球を受け止めた道長の気持ち、ざわめくよね。身分の違い、どうしようも出来なかった。滅びてもよかったと、まひろは言うけど、それが出来なかった、道長、別れ際にどうしたかはわからないけど、まひろを抱きしめて自分の心を伝えた。言葉は少ないけど、視聴者に演技で伝える俳優達。どの場面も俳優達の演技や、脚本、演出、音楽、カメラ、照明の素晴らしさを感じる。なかなかののドラマだなぁ とまた来週が楽しみ。