「殺伐」年の瀬
今朝、車で走っていたら前方で車4台がもつれるようにぶつかった。どうやら路面凍結でスリップして追突したらしい。私はかなり離れていたので事無きを得た。 最初は何が起ったのかわからなかった。驚いた。急に冷え込んだ朝は、路面凍結の恐れがある。難易しても慎重な運転が必要だ。今朝の事故では軽いムチ打ち程度の怪我はあっても重傷者はいなかったようだ。不幸中の幸い、だった。 政治の迷走は現下の緊急課題をなんら解決する能力がないのだ、ということを改めて認識させられる。なぜ、期間途中での雇い止めといった企業の違法行為にこれほどまでに無力なのか。 新自由主義の名の下に規制緩和を推し進めた結果、政治が担うべき「秩序ある社会」がはっきりと壊されてしまったから、であろう。あまりに財界の言うがままに舵を切りすぎたために、肝心な時にナメられてしまった。 今年も残り2週間。年の瀬を迎えて、あまりに殺伐とした我がニッポン、ではないか。