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テーマ:障害児の親として(1428)
カテゴリ:しょうがい者福祉
毎晩8時に放送している福祉ネットワーク。
夕べはしょうがい者自立支援法の中でも「就労移行支援」について取り上げていました。 就労移行支援は「就労継続支援」とは違い、概ね2年間で一般就労にこぎつけなければなりません。 サービスを提供する事業所にも、利用する本人にも、その分大きなプレッシャーがかかるのです。 昨日見て初めて分かったことがありました。 事業所に入ってくるお金が一人当たり一日にして、 移行支援・・・7,360円 継続支援・・・4,600円 なのです。3,000円程度も違うんですね。 これではどうしても事業所としては利用者に移行支援を利用してもらいたいということになります。 でも、実際現場ではどうですか? そんなに2年以内にホイホイと就労先が決まるでしょうか? また、利用者さんもスムーズに一般企業で働くことができるでしょうか? ハードルは高いですよね。 ゲストの大学教授のお話では、「社会的雇用」ということを取り上げていました。 就労継続支援でも構わないから、それなりに生活できる賃金を得ることができるような仕組みを作っていくほうが本当の意味でのしょうがい者支援なんですよね。 賃金に見合う作業ができない場合は社会がそれを補うというのが本当の福祉社会なのだというようなことを先生はおっしゃっていました。 そのとおりだと私も思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.16 10:43:42
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