カテゴリ:週間ミレニアム・ファルコン
ベッドの横の壁に続いてその隣の船倉壁(F)をディテールアップします。
デアゴの純正状態だとここは真っ平らで何もありません。 しかし、映画セットでは船体を支えていると思われる梁が複数あります。 こちら側は完成時には角度的に見えにくい面だから省略してしまったのでしょうか。 ここをディテールアップするために3Dプリント・パーツを使用しました。 使用したのはshapewaysのHold Wall Glue Onです。 5種類の素材から選べるようになっているのですが、一番安いWhite Strong & Flexibleを選んだら表面がザラザラで表面処理前の鋳造品のような物が届きました。 他の高価な素材を選べば表面がツルツルの物が届くのかな? 問題は表面だけではありません。 梁の下にパイプが2本通っているのですが、このパイプの位置が違います。 今だったらこっちを選びますね。 購入してしまった物は仕方ありません。 気を取り直してディテールアップを施しました。 この面の壁は映画では全体が映し出される事がなく、資料となる画像もあまりありません。 その上、例によって各作品毎に細かいモールドが異なります。 基本は「帝国の逆襲」のシーンを参考にして、写らなかった部分は最初に載せた写真を参考にしました。 最初の写真は「フォースの覚醒」のものです。 いきなり完成写真になってしまいますが・・・。 パイプのモールドを切り落とし、真鍮線に置き換えて本来の位置へ。 梁の側面にはコードやパイプが取り付けられているので、これらをジャンクパーツとコード、真鍮線、ハンダなどを使用して再現しました。 奥の極太パイプのマーキングは、塗装ではなくビニールテープです。 ビニールテープそのままではテカテカしているので、艶消しのトップコートを吹いて質感を均しました。 本体がザラザラでも、ディテールアップに使用した物がシャープであれば全体としてメリハリが付いて良い効果が得られるようです。 こうして見ると、ザラザラの表面も悪くない気がしてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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